なんだこれ?買って大丈夫か?



【お知らせ】
下記リンクのメルマガを中心に情報を更新していく予定です。
無料ですのでぜひご登録いただけるとありがたいです

西村剛の投資戦略メルマガ【無料】




 

質問です。

◯成績が良い売買ルール
◯安定感のある売買ルール

この2つの売買ルールがあったとしましょう。

もし、あなたがどちらかの売買ルールで
運用しなければならないと言われたら、
どちらを選択するでしょうか?

もちろん、ここには条件が書かれていませんので、
選択のしようがないという意見もあるかもしれません。

 

ただ、そのような条件も外して考えても、
このどちらを選択するかで、
あなたのシステムトレーダーとしての立ち位置が
おおよそ見えてくるでしょう。

いったい、あなたはどちらを選択するでしょうか?
ちょっとだけ考えてみましょう。

 







いかがですか?答えは出ましたか?

では、答えというわけではありませんが、
その傾向をお伝えしましょう。

 

まず、「成績が良い売買ルール」です。

もし、あなたが「成績が良い売買ルール」を選択するなら、
おそらく…まだ実運用していない可能性が高いでしょう。

もしくは、実運用しているものの、
今の成績に納得がいっていないのかもしれません。

いずれにしても、「成績を伸ばすこと」に重点をおいているでしょう。
まさに「攻撃型」「勢い型」という表現が合うでしょう。

もしくは、損失よりも利益が上がれば大丈夫だ!という感覚かもしれません。

 

次に、「安定感のある売買ルール」です。

もし、あなたが「安定感のある売買ルール」を選択するなら、
おそらおく…実運用の経験が豊富で、
ある程度の利益が見込めている状況でしょう。

成績を伸ばすことよりも、
今の成績をいかに維持するか、
もしくは、この売買ルールを動かし続ければ利益が上がることが見えているので、
いかに安定的に動かすかなど、そういったところを考えるでしょう。

 

つまり、成績を伸ばすことよりも
「どのようにして、今の成績を安定的に継続するか」に重点をおいているでしょう。

まさに、「安定型」「堅牢性重視型」という表現が合うでしょう。
もしくは、いかに損失を減らすかという感覚かもしれません。

 

もう、日々熱心に勉強するあなたであれば、
お気づきかもしれませんが・・・

どちらかというと、
前者は、実運用前も含まれるので、初級者から中級者くらいの感覚です。

そして、後者は売買ルールが動けば利益になることが分かっているので、
上級者から超上級者くらいの感覚です。

もちろん、一概にそうは言えませんが、
やはり、同じシステムトレーダーでも、
今いるところで感覚は変わってくるものであり、
全員が通る道でもあります。

ちなみに、私もこの道を通っています(笑)
だから、本当に全員なのですよね。

 

そして、そんな中、あるシステムトレーダーから、

「安心感のある売買ルールを作りたいのです。
どうすればよいでしょうか?」

というご質問をいただきました。

私としては、もちろん質問をいただくこと自体がうれしいですが、
「安定感」に着目しているということは、
それだけ上級レベルになっていることが分かるので、
特にうれしいときです。

 

では、この安定感のある売買ルールとは、
いったい、どのようなものなのでしょうか?

やはり、安定感に必須なのは、

「継続」

というキーワードです。

 

安定感のあるものは、継続できますし、
継続できないものは、安定感がないと言っても良いでしょう。

だから、継続と安定感のある売買ルールは、
非常に密接な関係があります。

ただ、この安定感とは人によって
ポイントが様々です。

 

例えば、、、

◯ドローダウンが小さい
◯直近の資産曲線も綺麗に右肩上がり
◯合計損益が大きい

などなど、千差万別です。

ただ、これはどちらかというと、
検証結果の話ですよね。

確かに、この検証結果上で見られる内容も重要なのですが、
実は、もう一つ重要な視点があります。

それが「実運用での安定感」です。

当然の話ですが、検証結果=成績ではありません。
実運用して始めて、その検証結果は現実の成績になります。

ですので、検証結果そのものに安定感を求めるのものよいのですが、
実運用のとき安定感も忘れてはいけません。

 

例えば、その典型例が

「出てきたシグナルを躊躇なくトレードできるか」

ということです。

 

これはシステムトレーダーに成り立てのとき、
よくあることですが、システムトレードは市場全体の銘柄を
トレード対象にするので、これまで見たことがない銘柄が出てくることが多々あります。

 

そのような銘柄が出てくると、

「なんだこれ?買って大丈夫か?」

と疑心暗鬼になってしまうことがあります。

 

もちろん、これは乗り越えるべきカベといえばカベなのですが、
例えば、それがいわゆる仕手株ばかりだったら、
システムトレーダーである前に個人投資家として嫌かもしれません。

または、過去に負けが続いている銘柄で、
もう見たくな銘柄かもしれません。

もしくは、大型株が好きなのに、中小型株ばかり出てきても
不安にかられてしまうかもしれません。

このように、システムトレードでは、
売買ルールが、市場全体を見て利益の上がる確率の高い銘柄を探す分、
このような銘柄を引くこともたくさんあります。

 

だから、私たちシステムトレーダーが
売買ルールの安定感を増すためにすべきなのが・・・

「トレード一覧を見て、安心してトレードできる銘柄が出るように改良する」

ということです。

大型株が好きなのに、中小型株ばかりで不安になるなら、
トレード対象を日経225にするのも一つの方法でしょう。

もう見たくない銘柄があるなら、
なぜ、見たくないのか考え、
そのような銘柄が該当しない条件を言えるのも方法の一つでしょう。

というように、現実のトレードを想定して、
改良を加えることも、安定感のある売買ルールを作成するには必須なのです。

と同時に、この視点は案外見落とされてしまう部分でもあります。

 

もちろん、検証結果の具体的な成績を見るのも重要ですが、
最後は、シグナル通りにトレードできるかにかかってきます。

シグナル通りにトレードできれば、
検証結果通りの成績が期待できますが、
トレードできなければ、そもそも何も残りません。

そういった意味でも、この視点は非常に重要です。

もし、あなたが安定感を求めているなら、
ぜひ、この視点も取り入れてみましょう。

そうすることで、また新たな改良につながり、
良い成績につながるでしょう。

そして、それが着実に利益を積み上げることにつながり、
あなたの望む成功に、また一歩近づくことになるでしょう。

 

 

 

<ロングセラー>【送料無料!】ストラテジー・テンプレート[eブック(電子書籍)]
stt

 

 

 

 

 

 

 

 

西村剛 著 斉藤正章 監修

価格700円(税抜)※配送無料

・このレポートはパソコン・スマートフォン等でご覧いただけるPDF形式の電子書籍(eブック)です。iPad等の電子書籍用端末がなくてもお読みいただけます(プリントアウト可能)。

・クレジットカード、銀行振り込みでの決済完了後、すぐに発送いたします。
詳細はこちらをクリック

 

 

 

■追伸

【<大好評の「5つ星」評価のロングセラー!>西村剛著『株2年生の教科書』】

株1年生とは、
相場が良いときは利益を上げ、
悪いときは利益を上げられない人。

株2年生とは、その状態を脱却できて、
「相場が良いときも、悪いときも利益を上げる人」

1年生から脱却して、2年生になる方法とは?


『株2年生の教科書』の詳細はこちらをクリック

 

【無料】システムトレードの検証ができる株式投資ソフトのフリー版を無料プレゼントします。こちらをクリックください!


The following two tabs change content below.

西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 (過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある) システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。