ピコ♪ピコ♪ピコ♪



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From;西村剛

「ピコ♪ピコ♪ピコ♪」

あれは日曜日のことでした…この言葉一体何を意味してるか…会場にいる全員が意味不明で固まったとも言えるでしょう。まさに、会場は静まり返り、何のことか一生懸命理解しようとしつつ、何か強い衝撃を受けていました。

「ここです、ここ!ピコ♪ピコ♪ピコ♪鳴るから、ここです!」

「ここです、ここ!ピコ♪ピコ♪ピコ♪鳴るから、ここです!」と再び繰り返され、そのたびに会場はシーンとなり、何度も何度も衝撃を受けました。実は、これ日曜日に開催されたシステムトレーダーズ・ミーティングの話です。今回のシステムトレーダーズ・ミーティングでは、セミナー講師に横山利香さんをお招きして、横山さんが、いったいどのようにして成長銘柄を発掘しているのか、その「メカニズム」についてお話しいただきました。

もし、このピコ♪が定義付けできれば…

そのメカニズムが「ピコ♪ピコ♪ピコ♪」です(汗)大変申し訳ありませんが、これはセミナーを受講した方しか分からない内容です。というより、これを言葉で説明してくださいと言われても、正直難しいでしょう。実際、セミナーを受講した皆さんは、この「ピコ♪ピコ♪ピコ♪」が上手く定義付けできれば!と感じたのではないでしょうか?

横山さんと言えば、大まかにいえば、裁量トレーダーのように感じるトレーダーでしょう。特に、毎回登場していただいているラジオでは、「安いときに買って、高いときに売る」という、それができれば誰も苦労しないよ!ということを平然とお話しするので、そのような印象が強いかもしれません。

横山さんの頭の中にあるデータ

でも、実際に日曜日に横山さんのお話を聞いた皆さんは、その裏付けされた根拠に驚いていました。アンケートを見ても、例えば、「15年分のチャートが頭に入っているのがすごい」という話や、「◯◯の部分が定義付けできれば、システムトレードに上手く活用できる」という話や、「この考えを順張り戦略に組み込めばよさそう」という話がありました。また、これがある意味、横山さんを象徴している部分かもしれませんが「AI」が発達したらできそうというものもアンケートにありました。

つまり、横山さんは、人柄があのような方なので勘違いされがちですが、しっかりとデータに基づいたトレードをしているのです。私も一部の戦略に関して、横山さんのトレード法を売買ルール化し、システムトレードで実践できるようにしたことがあります。

私以外のシステムトレーダーも…

今回の話を聞いて、この「ピコ♪ピコ♪ピコ♪」が定義付けできれば、これは大きな利益のチャンスになるだろうと感じました。ただ、実際にどう定義付けするかは、これから研究しなければなりません。また、他にも

◯テーマ株に絞ったシステムトレードは有効かもしれない

◯株価が急騰する前の状況を上手く条件式で再現できないだろうか

◯横山さんが株を手仕舞うタイミングを条件式で表現できれば有効なのではないか

などシステムトレードに応用できる部分をたくさん発見しました。ちなみに、私はこうでしたが、ご参加いただいた皆さんは、この部分を定義付けして、売買ルールに組み込んだら良さそうだと、各々感じていました。また、今回は「テーマ」の選び方を念入りに解説していただきましたので、そのテーマを上手く、独自のデータベースにして売買ルールを作成し、システムトレードに活かしたいというものもありました。

盗める情報が溢れていた

つまり、同じシステムトレーダーの話でなくても、結果として着実に利益を積み上げているトレーダーの話であれば、盗める部分が十人十色でたくさんあるということです。同じ情報でも、どれだけ心をオープンにしているかで、ずいぶんと取れる情報量が変わったのではないでしょうか。

ちなみに、横山さんの話ですが、私が3連覇を達成したときの株-グランプリのときと、ほとんど同じです。というより、順番が反対なだけで同じです。私の場合は、システムトレードと高度なスクリーニングとして活用し、利益になる確率の高い銘柄群を抽出できるようにします。そして、それらの銘柄を、一つ一つ四季報を使って調べ、その中から成長株を発掘するという方法です。

反対に横山さんは、先に四季報や日頃の情報からテーマ株を絞ります。そして、次にシステムトレードのように、横山さんのルールに従って、「ピコ♪ピコ♪ピコ♪」と鳴ったら買い、決まった水準で売るということをしています。

やはり「明確な基準」がある

このように、順番が反対なだけで、横山さんもシステムトレードの売買ルールのように「明確な基準」を持ってトレードしているのです。やはり、トレードで成功している人は、形は違いますが「明確な基準」を持っています。それが仮に傍から見れば裁量であっても、しっかりと明確な基準があるものです。

しかし、成功から見放されてしまうトレーダーは、成功している裁量トレーダーを本当に裁量トレーダーだと思い、明確な基準なしでトレードしてしまうものです。だから、その結末は損失を抱えるだけになってしまう傾向があります。だから、ある意味の裁量という言葉は、「不都合な真実」を隠したものなのでしょう。それが、横山さんで、よくお分かりいただけるのではないかと思います。

だから、もしあなたが望む成功を手に入れたいと思うなら、システムトレードのように「明確な基準」を持つことが必須と言えるでしょう。ですが、もちろん、私たちシステムトレーダーは、すでに持っているので、改めて持つ必要はありません。その基準を洗練させていけば良いだけです。

でも、私たち以外の個人投資家は、裁量トレードを本当に裁量トレードだと思い込み、明確な基準なしでトレードし、損失を重ねます。だから、私たちは決してそうならないように、私たちが信じるこの明確な基準のあるシステムトレードを突き進みましょう。

ー西村剛

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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 (過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある) システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。