日本株上昇、これは天井か?それとも…



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From;西村剛

昨日(10/3)の日本株市場は上昇しました

日経平均株価が、年初来高値を更新し、前日比1.0%プラスの20,614円07銭、マザーズ指数は、前日比0.3%マイナスの1102.00ポイントでした。

気がつけば、再び年初来高値更新

この上昇の理由は、2つあります。1つ目は前日の米国ダウ指数が高値を更新したことです。そして、2つ目は、円安基調が続いていることです。この2つを理由に、日経平均株価も上昇し、年初来高値を更新しました。

8月から北朝鮮問題などで株価が不安定であったのにも関わらず、気がつけば、日経平均株価が先月から上昇していいます。そして、年初来高値の更新を続け、日本株市場全体でも上昇トレンドが継続しています。

でも、これは天井?

さて、このような中、気になるのが、これが天井なのか、それとも更に上昇があるのか?という部分でしょう。そこで、今日は私の見解をお伝えしたいと思います。そこで、今の日経平均株価をテクニカル指標で見ると、

◯RSI(9日):73%
◯ボリンジャーバンド:2σの水準をやや下回る位置

です。つまり、「やや買われすぎ」という水準です。ただし、その一方で、9/19(火)の年初来高値更新のときよりも、過熱感が薄れているという見方もできます。それを考えると、まだ多少余力があるので、もう少しこの上昇トレンドが続くことが考えられるでしょう。

日経平均株価20,952円がターニングポイント

では、どこがこの上昇トレンドの境目か?ですが…それは、2015年2015年6月30日に付けた20,952円71銭を超えてくるかどうかだと考えられるでしょう。もし、この水準を超えるようなことがあれば、今の上昇トレンドの勢いが増し、日経平均株価は一気に21,000円台まで上昇することが考えられるでしょう。

反対に、この水準を超えられないようであれば、調整局面に入り、20,000円前後まで下落する可能性があるでしょう。そういった意味で、今の日本株市場は、本格的な上昇トレンドに入るか、それとも天井を打つかの境目と考えられるでしょう。

やはり、両方を想定して動こう

ただし、いつも申し上げている通り、将来の株価は誰にも分かりません。しかも、このようにちょうど境目に来てしまうと、どちらに転ぶかが本当に分からない状況です。そうのようなときは、都合の良い話に聞こえるかもしれませんが、あらゆる場面がくることを想定して、戦略を練っておくと良いでしょう。

私たちは自在に戦略を変えられるが…

ただ、そうは言っても、あらゆる場面を想定して戦略を練り、実際に起きた状況に対して、戦略を使い分けるのは、非常に困難なことです。きっと、私たち以外の個人投資家にとっては…。しかしながら、私たちシステムトレーダーは、売買ルールという明確な基準である戦略があり、マルチストラテジー戦略を使えば、状況に応じて戦略を自由自在に使い分けることができます

つまり、私たち以外の個人投資家は、いくら私がこのような話をしても、実際にそのような状況が起きたとき、まそもそもその状況が、どの戦略にマッチしているのかを考えなければなりません。だから、状況の把握をしてから、それに合った戦略を探すという流れになるでしょう。

これは私たちの特権

ですが、私たちシステムトレーダーは、その状況は売買ルールが勝手に判定し、シグナルとして出してくれます。ですので、状況の把握も必要ありません。また、それに合った戦略を探す必要もありません。やることは、すでに準備されている売買ルールから出てくるシグナルに従って、トレードするだけです。

だから、このようなトレンドの境目のときこそ、私たちシステムトレーダーは、周囲の個人投資家が持っていない「特権」を活かし、着実に利益を積み上げることができるでしょう。ですので、ぜひ、この特権を活かし、周囲の個人投資家が、どちらに対応して良いか分からず右往左往しているのを横目に、私たちは別世界で利益を着実に積み上げていきましょう。

ー西村剛

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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 (過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある) システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。