日本株小休止、ここからどうなる?



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From;西村剛

昨日(10/5)の日経平均株価は、ほぼ変わらずで終了しました。

日経平均株価は、前日比0.01%プラスの20,628円56銭、東証マザーズ指数は、前日比1.0%マイナスの1080.77ポイントでした。日経平均株価は、9月上旬から一気に上昇し、2015年の高値20,952円71銭を控え小休止といったところでしょうか。

株価小休止の理由は?

さて、この小休止の理由ですが、大きく分けると2つあるでしょう。1つ目は、三連休を控え、利益確定の売りが出たと考えられます。2つ目は、10/10(火)に北朝鮮の労働党創建記念日を控えており、そのイベントリスクでしょう。これら2つの要因が重なり、ここ数日間の小休止につながったと考えられます。

では、この小休止中の日経平均株価であり、日本株ですが、ここからどうなるのでしょうか?先月から勢いが増していただけに、この小休止が天井を意味するのか、それともさらなる上昇を意味するのか、気になるところでしょう。そこで今日は、現状をふまえながら、私の見解をお伝えします。

株式市場の過熱感は、やや薄れてきた

まず、現状分析として、今の日経平均株価をテクニカル指標で見ます。今回、注目したのは「RSI(9日)」です。「RSI(9日)」で現状を見ると、「71%」と依然として買われすぎの水準になります。ただし、つい2日前は「73%」でした。それを考慮すると、数値自体は下降傾向あると考えられます。つまり、過熱感が薄れて落ち着いてきているということでしょう。

もし、大きく株価が動くなら…

そして、この過熱感は、今後の株価の動向を考えるうえで、一つ重要な指標の一つになります。この過熱感で見ると「買われすぎだが、過熱感が薄れてきている」という状況です。ここから考えられるのは、「もみ合い」の展開でしょう。これから控える北朝鮮の労働党創建記念日や、総選挙を考慮すると、それまでは株価がどちらにもいかないもみ合いの期間になることが予測されます。特に、株価を動かす大きな材料である総選挙が終わる前後までは、もみ合いが続き、この大きな材料を起点に株価が動き出すのではないかと考えられます。

やはり両面を考えて動こう

ただし、いつもお伝えしている通り、将来の株価がどう動くかは、誰にも分かりません。ですので、これまでと同様に株価が上がっても下がっても、どちらでも対応できるように準備しておくことが必須でしょう。やはり、今つい最近申し上げているように、株価がどちらに一気に動くかの分岐点だと思われます。都合の良い話に聞こえますが、私の周囲の著名トレーダーでも、意見が別れるところです。楽観的に見ている人と、現実もしくは悲観的に見ている人と分かれています。だから、あらゆる場面がくることを想定して、戦略を練っておくことが重要でしょう。

私たち以外の個人投資家は…

しかし、そうは言っても、実際にあらゆる戦略を練り、起きた動きに合わせて戦略を器用に変えることは至難の業です。おそらく、私たち以外の個人投資家は、理屈では分かっていても、「いったいどうすれば良いの・・・?」と迷路に迷い込むしかないでしょう。一方、私たちシステムトレーダーは。売買ルールというトレードの成功に必須である明確な基準を持ち、マルチストラテジー戦略を使うことで、状況に応じて戦略を自由自在に使い分けることができます。

一方、私たちシステムトレーダーは?

つまり、私たち以外の個人投資家は、このような話をしても実際にどうして良いか分からず、目の前の株価に振り回されて右往左往するでしょう。ですが、私たちシステムトレーダーは、何も考えずに、マルチストラテジー戦略を元に出てきたシグナル通りにトレードするだけで着実に利益を積み上げることができるでしょう。

だから、やはりこのようなトレンドの境目のときこそ、私たちシステムトレーダーは、その特権を活かし、これから起こる状況に臨機応変に対応して着実に利益を積み上げることができるのでしょう。これは本当に私たちだけの「特権」です。この特権を活かさないのはもったいない話です。ぜひ、この特権を上手く活用し、私たちは私たちの世界で着実に利益を積み上げていきましょう。

ー西村剛

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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 (過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある) システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。