日経平均株価25,000円到達のきっかけは?



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From;西村剛

日経平均株価の上昇が止まりません。

昨日(11/1)の日本株市場は、大きく上昇しました。日経平均株価は、前日比1.8%プラスの22420円08銭、マザーズ指数は、前日比0.6%プラスの1141.02ポイントでした。再び、アベノミクス・バブルという言葉が、日本株市場に出てきそうな勢いです。

上昇トレンド真っ只中

ここ数年のほとんど株価が動かなったのを取り返すかのように、上昇が続いています。昨日の日本株市場は、ソニーや東京エレクトロンなどの決算が好調だったことが好感され、ハイテク株中心に株価は上昇しました。まさに「上昇トレンドの真っ只中」、それが今の日本株市場を表す言葉でしょう。

このまま、どこまで上昇する?

では、この日本株市場ですが、いったいどこまで上昇するのでしょうか?今日は、日経平均株価を基準に、どこまで上昇するか考えてみます。

今、日本株は上昇トレンドの真っ只中です。ということは、システムトレードの戦略で言えば「順張り戦略」のパターンに入っていると考えられます。まさに、人気のあるものに更に人気が集中している状況です。ですので、オークションなどを想像していただくと分かりますが、どんどん値が上がってもおかしくないという状況です。

日経平均株価25,000円到達のきっかけは?

それをふまえると、2015年に付けた高値20,900円から約20%上昇した「25,000円」が一つの目処になるのではないかと、私は考えています。現時点ですと、約2500円も離れているので「いや、さすがにそれはないでしょう…」と思う方も多いかもしれません。ですが…今、「ある出来事」をきっかけに、その「25,000円」が現実になりそうになっています。

*注目* マザーズ指数の高値更新

その「ある出来事」とは、「マザーズ指数の高値更新」です。

実は、この日本株市場が好調な中で、マザーズ指数だけ、2016年4月につけた前回の高値を、まだ更新していません。また、市場全体を見ても、過熱感がない状況です。特に、マザーズ指数のような新興市場だけで考えると、新興市場は個人投資家に好まれる市場です。ですが、その市場が上昇していないということは、まだそのような個人投資家の心理が「楽観的になっていない」ということを示しているでしょう。

ですので、もしこのマザーズ指数が高値更新してくると、それは個人投資家の心理も一気に楽観的になり、上昇が上昇を呼ぶ状況になるでしょう。そして、その結果、市場に関わる全ての投資家やトレーダーが楽観的になり、日経平均株価「25,000円」に到達するのではないかと考えています。

まだ上昇の余地がある…

「25,000円」とだけ聞くと、やや突拍子もない話に聞こえるかもしれません。しかし、このように冷静に株式市場全体を見てみると、まだ日本株には上昇の余地が残っているということです。

ただし、注意しなければならないのが、順張り戦略の「勝率」の考え方です。順張りの平均的な勝率は40%です。つまり、仮に「これから、もっと上昇する!」と思った銘柄を買い付けても、もっと上昇する確率は40%ということです。言い換えれば、10銘柄買ったら4銘柄は勝つが、6銘柄は負けるとも考えられるでしょう。このように、ここにはいわゆる「ダマシ」があるということには注意しなければなりません。

私たちシステムトレーダーがすべきこと

そういった部分もふまえて、これからどのような日経平均株価の動きになるか、マザーズ指数を注目しながら観察していくと、何か新しい発見があるかもしれません。もちろん、私たちシステムトレーダーにとっては、こういったところからくるアイデアは、何よりも嬉しいものです。過去の株価を使って傾向を見るのも良いですが、現在進行系で体験しつつ、その中から過去も同じことが起きているか確認すると、全く違う情報が得られるでしょう。

このような意味でも、今の状況はシステムトレーダーにとってアイデアの源泉だと思います。ぜひ、そのいった部分もふまえて、今の株式市場を観察してみてはいかがでしょうか?

ー西村剛

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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 (過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある) システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。