日本株、北朝鮮問題再燃で…暴落か?



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From;西村剛

暴落と聞いて、あなたはきっと驚いているかもしれません。

もしくは、「また脅かしているのか…?」と少々違った視点で見ているかもしれません。決して脅かしているわけではありませんが、とはいえ、そう言われても仕方がないかもしれません。でも、そのような言葉を使ったことには、2つの理由があります。

暴落と言った2つの理由は?

1つ目は、本当に暴落が起きてからでは遅いので、暴落の環境が整いつつあるこの時点で、あなたにしっかりとお伝えしておいたほうが良いと思ったからです。2つ目は、しっかりとあなたに伝えるためにも、多少脅かすような言葉になっても、これからお話しすることを、しっかりと聞いていただきたかったからです。

つまり、いずれの理由にしても、これから暴落の可能性があることを、あなたに伝えないといけないと思ったから、このような表現をしました。では、なぜその暴落の危険性があるのでしょうか?それは、今の株式市場の環境を把握すると一目瞭然です。そこで、まず昨日(4/3)の株式市場を振り返りましょう。

日本株が再び下落…

昨日の日本株市場は下落しました。日経平均株価は、前日比0.4%マイナスの21,292円29銭、マザーズ指数は、前日比0.6%マイナスの1197.93ポイントとでした。この下落の理由は、米中貿易摩擦の激化懸念によるものです。この懸念から前日の米国株式市場が大きく下落しましました。そして、それに伴い日本株市場も下落しました。

依然として、日本株市場の下落トレンドが継続しています。日経平均株価は、75日移動平均線を大きく下回っています。また、25日移動平均線も右肩下がりの形状が続いています。加えて5日移動平均線も依然25日移動平均線を下回っています。つまり、今の日経平均株価のトレンドは、短期(25日)、中期(25日)、長期(75日)の全てが下落トレンドです。

4月は株価上昇傾向にあるが…

昨年末には、全く考えられなかった展開ですが、日経平均株価で見ても分かるように、日本株は下落トレンドに突入しています。しかも、今の株価の動きで考慮しなければならないのが、例年この4月は株価が上昇傾向にあるということです。

しかしながら、4月に入ってから、その上昇の兆しは見えません。つまり、違った見方をすれば、4月に株価が上昇しやすい傾向があるので、下落トレンドの中でも、この下落幅でとどまっているとも考えられるでしょう。だから、もし今月の株価が下がりやすい傾向であれば、もっと下落していた可能性もあるということです。

下落トレンドで高まるリスクとは?

しかも、そのような下落トレンドの中、さらに下落するリスクが高まっています。それが4月は株価が上昇傾向にあるが、細かく見ると、中旬から下旬に掛けて、この傾向が薄れ、上昇傾向がなくなってくるということです。つまり、言い換えれば、中旬から下旬に掛けては、今の下落トレンドの状況をふまえると、ちょっとした悪材料でも何か悪材料が出てしまうと、大幅下落=暴落が起きる危険性があるということです。

暴落リスクの2つのイベント

そして、その暴落の引き金になりそうなのが「2つの首脳会談」です。日米首脳会談と米朝首脳会談がきっかけに暴落が起きる可能性が否めない状況になってきました。他にも、この4月は南北首脳会談など、北朝鮮関連の政治イベントが控えています。

もし、この各種政治イベントの結果次第では、株価が大きく乱高下する可能性が高いでしょう。もしくは、それに加えて暴落が起きることも十分に考えられるのです。だから、私は今日、その心構えをあなたにしていただく意味でも、あのような言葉を使って、あなたの注意をひいたのです。

もちろん、これはあくまでも悲観的なシナリオです。だから、各種政治イベントで前向きな結果が生まれれば、それを好感して、株価が上がる可能性が高いでしょう。しかし、今の状況を見る限り、その可能性が大きいとは、なかなか考えにくいかもしれません。

私たちシステムトレーダーがすべきこと

ですので、今はどちらに株価が動いても大丈夫なようにしっかりと準備を進める必要があります。さならなる下落や暴落が起きてもあなたの資産を守れるように、対策を考え実行するのは必須でしょう。特に、今のような下落トレンドの中では、ちょっとした悪材料が、予想以上の反応をして株価が大きく変わることが考えられます。

そうなった場合、やはり私たちシステムトレーダーにとっては、暴落などの下落に備えた準備を怠らず、いざ起きたときに資産を守れる準備をするのが必須でしょう。また、このようなときだからこそ、いざ暴落が起きたときや、株価が乱高下したときに、いつもと変わらずシグナルの奴隷のごとくトレードできるように、改めて心の構えを見直すと良いでしょう。

もし、この話が現実にならず、各種政治イベントが良い結果に終わり、それが株価上昇につながれば良いでしょう。ただし、それはあくまでも楽観的な見解です。このようなときは、楽観・悲観・中間など、あらゆるシナリオを想定して動くようにしましょう。

それ、、、正しい思考?

「See(思考/パラダイム)⇒Do(行動)⇒Get(結果)」の原則にあるように、あなたの思考が楽観であれば、その思考に基づく行動をして、そこからしか得られない結果が待っているでしょう。反対に悲観であれば、その思考に基づいた行動をして、そこからしか得られない結果が待っているでしょう。

ということは、あなたの思考次第で、その結果は全く変わるということです。ということは…今の時点で正しい思考は、下落トレンドと株式市場の傾向と現実で起きていることをふまえると、どの思考の選択が正しい判断なのでいしょうか。

あなたの望む結果は、「See(思考/パラダイム)⇒Do(行動)⇒Get(結果)」の原則のとおり、あなたが望む結果を得るために必要な「正しい思考」からしか生まれません。ですので、ぜひ今あなたがおかれた状況をふまえて、あなたが望む結果を得るために必要な正しい思考を考えましょう。そして、その正しい思考が分かったら、それに従い次の行動へ移行し、あなたの望む結果を得られるようにしましょう。

ー西村剛

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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 (過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある) システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。