ゴールデンウィークにだけ有効な戦略とは?



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From;西村剛

そろそろゴールデンウィークを本格的に視野に入れる時期になってきたかもしれません。

とはいえ、まだゴールデンウィークの話題は早いかもしれません。でも、今日お伝えするのは、ゴールデンウィークにだけ有効な戦略です。ちょっと気が早いように見えますが、もしあなたが本当にこの戦略を使うなら、今から準備しておいたほうが良いでしょう。

あなたなら旅行中に株をどうする?

では、このゴールデンウィークだけ有効な戦略をお話しするにあたり、あなたに質問をしたいと思います。もし、あなたが、ゴールデンウィークに1週間程度の期間を使って、旅行に行くなら、保有中の株式をどのようにするでしょか?ちょっと考えてみましょう・・・。

いかがですか?考えましたか?例えば、このようなことを考えたかもしれませんね。

〇旅行中に株価が大きく下がったら困るので手仕舞いしておく

〇旅先でもトレードする

〇そのまま保有しておく

などなど、これ以外にも選択肢があるでしょう。ただ、大きく分けると、旅行前に手仕舞いするか、旅先でもトレードするか、保有したままにするか、この3つの選択に分かれるでしょう。

一般的に多いのは…

選択肢として一般的に多いのが「旅行前に手仕舞いする」だと思います。これは、ゴールデンウィークに限らず、連休前には、この期間中の株価が変動し損失を受けることを回避したり、気分良く旅行するために、手仕舞いをする投資家やトレーダーが多い傾向があります。

でも、それ本当に?

でも、この傾向「本当に?」と思いませんか?そこで、ゴールデンウィークのような連休前に株を買って、連休明けに株を売ると、どのような傾向が見られるか、検証してみました。すると、このような結果がでました。

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〇勝率: 52.42 %
〇平均損益(率): 0.51 %
〇平均利益(率): 4.44 %
〇平均損失(率): -3.76 %
〇プロフィットファクター: 1.300

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いかがでしょうか?この検証結果を見る限り、勝率は50%を超えていますので、勝つ確率が高いということでしょう。また、平均損益もプラスですので、利益になる可能性が高いということが分かります。つまり、連休前に株を買って、連休明けに株を売るという戦略は、統計的に見て有効であることが分かります。

人の行く裏に道あり花の山

よく出てくる相場の格言ではないですが、こういったところでも「人の行く裏に道あり花の山」がよく表れています。そして、まさにシステムトレードは、このような大衆の動きを逆手に取って、着実に利益を積み上げるものだということが、実感いただけるのではないでしょうか。

もし、私たちがシステムトレーダーでなければ、このような戦略を発想はできるかもしれませんが、実践することは難しいでしょう。なぜなら、「本当に?」という疑問がある通り、これが本当に有効な戦略かどうか、調べる手立てがないからです。ですが、私たちシステムトレーダーは、検証という調べる手立てがあるので、大衆の動きを逆手に取って、利益を上げることが実現できるのです。

「困るから手仕舞いする」という思考がもたらすもの

そして、これもまた、いつもお話ししている「See(思考/パラダイム)→Do(行動)→Get(結果/習得)」の原則です。もし、あなたがそもそものところで「旅行中に株価が大きく下がったら困るので手仕舞いしておく」という思考であれば、あなたには、この戦略の選択肢はないでしょう。

もし、あったとしても「本当に?」と疑ってしまい、戦略を実践することはできないでしょう。つまり、そこから出てくる結果は…現実的には有効な戦略で利益を積み上げるチャンスなのに、そのチャンスを逃すということでしょうう。まさに、目の前に利益が落ちているのに、「See(思考/パラダイム)」が違っていることで、誤ったDo(行動)をして、みすみす目の前の利益を取り逃すというGet(結果/習得)を得るのです。

「逆手に取る」という思考がもたらすもの

反対に、私たちシステムトレーダーであれば、いかがでしょうか?私たちシステムトレーダーには、そもそも「思いついた戦略を経験とカンと思い込み、もしくは感覚ではなく、検証して有効性を確認する」という「See(思考/パラダイム)」があります。

ですので、今回のように、大衆があちらに行くなら自分はそれを逆手に取って、このような戦略が有効ではないかと考えたら、検証というDo(行動)をします。そして、その行動をすることで、有効性が確認できれば、利益というGet(結果/習得)が得られます。

思考で結果は全く変わる…

というように、どんな戦略を考えつくか、どんな行動をするかよりも、それ以前の「疑問に思ったら検証」「思いついたら検証」という、正しい「See(思考/パラダイム)」がなければ、結果的には行動もできず、結果も得られないということです。

その証拠に、多くの投資家たちは、連休中は「旅行中に株価が大きく下がったら困る」という「See(思考/パラダイム)」が中心で、そのSeeに支配されてしまっているので、その次に取るDo(行動)は、手仕舞いです。そして、その手仕舞いから生まれるGet(結果/習得)は、リスクはなくなるものの「何も得られない」というものです。

一方、私たちシステムトレーダーは、「大衆の動きを逆手に取ると利益を上げやすい」というSeeがあります。だから、私たちシステムトレーダーは、思いついた大衆の動きを逆手に取る戦略を思い付いたら、それが本当に正しいか「検証」というDo(行動)をします。そして、検証が上手くいけば、そのDo(行動)から、利益というGet(結果/習得)を得ます。

私たちシステムトレーダーの特権

このように、全く同じ事象でも、「See(思考/パラダイム)」が何かで行動が全く変わり、得られるものも全く変わってしまうということです。これは、ほんの一例ですが、他にもたくさん株式市場には眠っています。言い換えれば、大衆の動きを逆手に取れば、ムリなく利益を上げることができるのが、このシステムトレードでもあります。

そういった意味では、こういった戦略を作り、その戦略の有効性を確認し、その戦略を実践して利益を積み上げることができるのは、私たちシステムトレーダーの特権かもしれません。ですので、その特権を活かし、次の連休であるゴールデンウィークを意識して、今から戦略を作るのも良いでしょう。ぜひ、あなたもこの特権を使って、利益を積み上げるチャンスを広げてみてください。

ー西村剛

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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 (過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある) システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。