生存率60%



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From;西村剛

生存率60%…

システムトレードで言い換えると「勝率60%」といったところでしょうか。まさに昨日の記事でお話しした斉藤正章さんのこの順張り戦略の話のようですね(笑)わざわざ、その話をしたくてこの数字を出したわけではないのですが、偶然この数字ができてきました。厳密に言えば「約60%」でしょうか。

企業の存続率

ちなみに、この数字は、この資料の11ページ(資料内のページ数では187ページ)のグラフをもとにしたものです。これは、起業したあとの「企業の存続率」の話を参考に出てきた数字です。あなたも、もしかするとどこかで耳にしたことがあるかもしれません。よく言われるのが、10年後には約30%の企業が廃業してしまうという話でしょう。

さて、なぜこんな話をしたかですが、今月に入り、私たちは14年目を迎えました。そこで、ちょっと気になって調べたのです。コレくらいの創業年数だと、どれくらいの企業が残っているのかと。そうしたところ、13~15年の創業年数だと、おおよそ60%が生き残っているようです。

次の節目に向けて…

その後の節目である20年を見ると、約50%に減り、そこからは45~50%の間にとどまっていることが、このグラフで分かります。そういった意味では、次の20年を迎えるにあたり、存続できない10%に入らないように、売買ルールのごとく日々改良のような精進が必須なのでしょう。

と、このように、私たちは14年目を今月から迎えています。そのような中、これはしばしば聞かれることであり、今もその頃からのお客様がいらっしゃるので、お話ししておきたいことがあります。それが、「なぜ、システムトレードをメインに株式投資やトレードの方法をお伝えしているか?」ということです。

なぜ、システムトレードなのか?

これは案外お話ししたことがありませんよね。ちなみに、私のことを10年以上前からご存じの方であり、しばらく間があいてから私の存在を思い出した方は、「えっ、なんでシステムトレードなの?」と強く疑問に思うでしょう。それもそのはず…実は創業当時からシステムトレードの方法をお伝えしていたのではなく、以前はバリバリのファンダメンタルズをお伝えていました。

まだ、その頃は、インターネットで売買ができるようになった走り出しの頃で、そもそも口座開設はどうやるの?など、そういった疑問が多い時期でした。というより、今よりも個人投資家の動きが活発ではなかったと感じます。今でこそ、インターネットで情報が取れるので、情報に関しては、プロと個人投資家の差はあまりありませんが、その頃は、まだ差があった頃ではないでしょうか。

そのような頃に創業したのと、私はそれまで機関投資家として活動していて、欧米に比べ日本の投資業界は、特に個人投資家が遅れをとってしまっているので、そのレベルアップが不可欠だという問題意識があったこともあり、個人投資家の皆さんに、株式投資の方法をお伝えする事業を始めました。

そして、私自身もともともファンダメンタルズで機関投資家をしていたので、そのノウハウを個人投資家の皆さんにお伝えすることで日本の個人投資家のレベルアップの一旦を担おうとしていました。ですので、この記事をお読みのあなたが、そのときの私をご存じであれば、システムトレードを今選択したいことに対してなぜ?と思うでしょう。

ファンダメンタルズへの疑問…

もちろん、ファンダメンタルズからシステムトレードに行き着く過程は色々とあったのですが、そこは割愛するとして…私の中でファンダメンタルズに一つ疑問がありました。それが、必ずしも万人が、その方法を習得できるとは限らない「職人技」のようになってしまっているということでした。

ですので、いくら方法を受講生の皆さんが覚えても、その結果にばらつきがありました。ある人は、問題なく成果を上げ、ある人は成果を上手く上げられないという具合に、ばらつきがありました。そして、その理由を考えたり、かつて自分がどのように習得したかと考えると、それは「先輩にくっついて学ぶ」という、まさに職人の世界だったのです。

それから、そのままそのような問題意識を持ちつつ、新しい何かを探していたのですが、なかなか見つからない日々が続きました。そして、そんなとき訪れたのが…あの「リーマン・ショック」でした。このとき、私も例外なく損失を受けました。また、同時に問題意識が更に強くなるのと、ファンダメンタルズの限界を感じました。

システムトレードとの出会い

そうしたところ、彗星のごとく現れたのは斉藤正章さんとシステムトレードという存在でした。その頃は、システムトレードという概念がなく、とんでもなく衝撃を受けたことを今でも記憶しています。ただ、理屈で考えれば、全くそのとおりでした。でも、それが現実でできるとは思いもよらず、本当に驚きました。

そして、そのシステムトレードを私も勉強すると、あることに気が付きました。それが…

「この方法は数ある方法の中で、高い確率で万人が習得できる方法」

だということでした。

もちろん、システムトレードには、厳密過ぎるほど厳密過ぎる部分があるので、資金を投入する前に。想定される結果が分かりすぎて魅力的ではないという部分もあります。でも、それは裏を返せば、厳密なので職人技というよりも、一つ一つの手順さえ習得してしまえば、万人ができるということでした。言い換えれば、人に関係なく再現できるというところでしょうか。

と、、、このシステムトレードは、私の長年の問題意識を解決する素晴らしい方法だったのです。そこから、私はシステムトレードの普及に取り組むことに切り替えました。ただ、そうはいってもファンダメンタルズも研究は続けています。それこそ、この2つが融合できないかと、そのときも今も考え続けています。

そもそもの話

実は、このような経緯があって、今私たちはシステムトレードの普及に取り組んでいます。ただ、ここで一つあなたは疑問に思うかもしれません。

「ということは、都合の良い方に乗り換えたの?」

と。少々厳しい見方をすると、こうなるでしょう。確かに、そのご質問は理解できます。ただ、ここで私がしっかりお伝えしたのは、ファンダメンタルズでも、システムトレードでも、今横山利香さんが少しずつ普及している、テクノ・ファンダメンタルズでも、この基本概念は変わりません。

成功=「長期にわたり安定的に利益を上げること」

そして、これを達成するには、以下の公式が不可欠であるという考えに変わりはありません。

「長期にわたり安定的に利益を上げること」=「明確な売買の基準(例えば売買ルール)」✕「継続」

つまり、この2つの基本概念は、ファンダメンタルズだろうが、システムトレードだろうが、テクノ・ファンダメンタルズだろうが、変わっていないのです。少し違う表現で言えば

「根拠ある投資」

です。

ただ、その根拠を作るにも、ファンダメンタルズでは職人技の要素が強く万人が習得するのが難しいでしょう。ですが、システムトレードであれば、厳密なので手順を知れば習得できるでしょう。また、横山さんのテクノ・ファンダメンタルズは、ある意味手動のシステムトレードのようなものなので、こちらも比較的習得がしやすいのではないかと考えています。

私たちの基本原則

というように、私たちは、あくまでも個人投資家の皆さんが成功を掴むためには「根拠ある投資」が必須で、その根拠を見つけるための手段を拡張しているだけだということです。だから、創業時から表に出てくる方法は変わっていますが、基本原則は変わらないということですね。

ですので、ここから14年目がスタートしましたが、この基本原則を忠実に守り、その原則から外れることなく、ああなたの成功のためにお伝えできることをお伝えしていきます。そして、日本の個人投資家のレベルアップを実現し、欧米に引けを取らない投資業界を創造できればと考えています。

ずいぶん長くお話してしましたが、今月から14年目を迎えていることと、当初から私をご存じの方は、疑問に思っているかもしれないので、お話しさせていただきました。このような気持ちで、更に良い情報をお届けできるようにしますので、これからも宜しくお願い致します。

ー西村剛

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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 (過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある) システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。