4指標全てがトレンド転換!?



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From;西村剛

早いもので7月になり、2018年も後半に突入しています。

今日は7月以降の相場展開を私なりに考え、その上でみなさんにお伝えしたいことがあります。

6月29日には関東甲信地方の梅雨明けが気象庁から発表され、日本全体の気温が一気に夏モードに変わりました。気温もグングン上昇を続けており、30℃を超えることも当たり前になっていますが、株式市場はというと、夏の陽気なムードとは異なり、不穏な動きが続いています。

4指標全てがトレンド転換!?

2日の日本株市場の下落によって、日経平均株価、TOPIX、東証マザーズ指数、日経ジャスダック平均株価の日本を代表する4指標全てが75日移動平均線を割り込みました。それぞれ対象とする銘柄が異なりますが、この4指標がすべてが75日移動平均線を割り込むタイミングは、大型株、中小型株問わず、日本株市場全体が下落トレンド入りしているということです。

また、過去の統計データでも、7月から11月までは例年株価が下がりやすい傾向が強いです。足元の推移と、過去のデータからみても、日本株市場は今後下落トレンドが続く可能性が徐々に高くなっています。

このような相場状況下で、私には強くお伝えしたいことが一点あります。

株価が上がり続ける=幻想

それは、【「株価は上がり続ける」ということは幻想】であるという点です。

2012年12月のアベノミクスバブル以降、日本株市場は6年に渡り上昇相場が継続しました。6年間もの長い間、株価がずっと上がってきたからなのか、「株価はそのうち上がるだろう」と楽観視する方が非常に多いのです。特に、これは、アベノミクスバブル後に株式投資を始めた方だと顕著です。

投資経験が長い方でも上級者の方でも、長らく続いた良好な相場に慣れて、リーマンショック前後のような厳しい相場を忘れかけています。上昇相場が続いている間は楽観視しても構わないのですが、
上昇相場が終わり下落相場に転じた時に大きな損を被ってしまいます。

そして、上場相場が永遠に続くことは絶対にありません。むしろ、相場の転換点は、すぐ目の前まで来ている可能性があります。今一度、「株価は上がったら下がるもの」であることをしっかりと肝に銘じておいてほしいのです。私は、決して株式市場を下がっていることを願っているわけではありません。永遠に上昇し続けてくれるならば、それ以上に最高なことはないと考えています。しかし、現実には、上がり続けることはないのです。

来るべき下落相場に備えよう

そして、重要なのは、いつか下がることを理解し、来るべき下落相場にどのように備えるかと言うことです。幻想にしがみついて対処が遅れると取り返しのつかない損を被るかもしれません。現実をしっかりと見つめ、今後の投資についてしっかりと検討すべきでしょう。もし、あなたが「株価はそのうち上がるだろう」と思っていたのなら、今から、その意識を変化させることをオススメします。

システムトレーダーは過去の株価データを使って、過去の相場を深く研究しているので、そのことをよく理解されている人が多いです。株価が上がっても下がっても利益をあげられるように、下げ相場では逆張り戦略、上げ相場では順張り戦略といった複数の売買ルールを組み合わせて運用しています。

今のうちにシステムトレードをマスターして、上げ相場でも下げ相場でも安定して利益をあげられるよう準備しませんか。

ー西村剛

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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 (過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある) システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。