ボックス相場の下限か？

2019.03.07

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From；西村剛

6日の日経平均株価は下落しました。

日経平均株価は前日比0.6％マイナスの21596円81銭、
マザーズ指数は前日比0.2％プラスの946.51ポイントとなりました。

前日の米国株式市場が小幅下落したのを受け日経平均株価も下落した一方、
個人投資家の売買が活発なマザーズ指数は上昇しました。

第３四半期の決算発表が終わり日本株の材料が乏しいなか、
日経平均株価は海外株と連動する動きが続いています。

以前から米国株と日本株は相関が高いと言われていますが、
最近では中国株の値動きによっても日本株が大きく動く傾向が見られています。
そんな中国株ですが米中貿易摩擦懸念が薄れることへの期待感や政府による景気刺激策が出るのではないかとの期待感から約9ヶ月ぶりの高値圏へ浮上してきました。
このまま中国株が上昇すれば少なくとも日本株にも好影響を与えるでしょう。

最近は日本株、米国株、中国株が連動するような動きをみせています。

この動きをうまくシステムトレードに活かせたらと思い研究を始めてみました。
出来高は少ないですが（1322）中国A株や（1546）NFダウ・ジョーンズといった中国株や米国株のETFをトレンド判定に加えてみたり、
中国株と米国株のロング・ショート戦略を考えたりなど、
新しいアイデアが生まれそうです。

この分野はまだ誰も検証していない分野だと思いますので、
関心のある方はぜひ検証してみてください。

―西村剛

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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 （過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある） システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。