決算分析のすゝめ


From;田村祐一

先週金曜日から3月決算企業の
中間発表が本格化しています。

特に、今週はたくさんの企業の決算発表があるので、
夜はその発表内容の分析作業で大忙しになりますね。

1日で何百社も決算が発表されるので、
すべての銘柄の内容を精査するのは現実的に不可能でしょう。

だからこそ、どの銘柄をチェックするのかを
予め決めておくことが重要と言えるでしょう。

私は明確にチェックする銘柄の基準を設けていて、
それを元に、決算内容を確認する銘柄を決めています。

その基準とは・・・

「時価総額1000億円未満」

という基準です。

なぜ、時価総額なのかと言うと、
決算発表による株価へのインパクトが大きいからです。

言い換えると、

株価が大きく上昇する可能性を秘めているのが
時価総額1000億円未満の銘柄ということです。

時価総額について、あまり
確認したことがない方もいると思いますので、

はじめに時価総額について簡単に説明しますね。

時価総額とは以下の計算式で算出されます。

時価総額=株価×発行済株数

以上の計算式で上場企業の時価総額の計算ができます。

なお、ちなみに日本の企業の
時価総額ランキングのトップ5は以下の通りです。

1位 7203 トヨタ自動車(時価総額約24.4兆円)
2位 9432 NTT(時価総額約10.4兆円)
3位 9437 NTTドコモ(時価総額約9.5兆円)
4位 9984 ソフトバンクグループ(時価総額約8.4兆円)
5位 6758 ソニー(時価総額約8兆円)

以上のように時価総額が大きい企業だと
時価総額が●兆円という膨大な金額です。
 
こういった時価総額が大きい銘柄だと、

仮に良い決算内容が出たとしても、
株価はそこまで大きく反応しません。

なぜなら、決算内容を見て機関投資家や個人投資家が
その企業の株を数億円から数十億円買い付けたとしても、

これだけ時価総額が大きいと、
その資金量では少ししか株価は上昇しないからです。

巨漢の力士に、小さな子供がぶつかりにいっても、
ビクともしないのと同じ感じですね。

では、これが時価総額1000億円未満の銘柄ならどうでしょうか。

機関投資家や個人投資家が数億円から数十億円買い付けたら、
株価は大きく反応する可能性が高いでしょう。

だからこそ、株価が大きく動く可能性が高い決算発表というイベントでは、
なるべく時価総額が小さい銘柄を中心に分析を進めたほうが賢いです。

よって、決算発表が本格化している今すべきことは、
「時価総額が小さい銘柄」から優先的に分析しましょう。

時価総額が小さい銘柄の中には、決算内容を受けて、
株価が数倍まで上昇する銘柄がよく発生します。

もし、銘柄分析の対象選びに迷っている方は、
時価総額の小さい中小型株の銘柄に注目してみてはいかがでしょうか。

ー田村祐一

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田村 祐一

統計データを重視したシステムトレードとファンダメンタルを組み合わせて銘柄分析を行う。株価を大きく動かすイベントに合わせて銘柄を売買する「イベント投資」にも注力。