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from ; 西村剛
数ある投資法のなかでなぜシステムトレーダーだけが長期間生き残っているのですか？
このようなご質問をいただきました。
この世の中の投資法を大雑把に分けるとふたつあります。
ひとつは裁量トレーダーです。
裁量トレーダーのスタイルはいろいろあるのですが、基本的に投資判断を行なう根拠が、
｢本人だけの感性｣
に依存しているのが裁量トレーダーの特長です。
ですので、うまくいく、いかないが、本人の感性次第ですので、同じようなやり方を教わった
としても、なかなか他のひとが真似するのは難しいかもしれません。
もうひとつがシステムトレーダーです。
システムトレードは過去の株価データを分析し、勝つ確率の高いトレードを繰り返していく
手法です。
基本的に同じ売買ルールを使ってトレードすれば初心者でも上級者でも同じ結果になります。
またトレードをする前にあらかじめ、これからトレードを行なう手法の勝率や平均損益、
保有日数などがデータで分かるため裁量トレードと比べ根拠が明確になっています。
裁量トレードとシステムトレード、どちらがよいかというと、ひとそれぞれです。
裁量トレードで結果を出しているひとは裁量トレードのままでよいと思います。
ただ裁量トレードでうまくいっていないひとは、システムトレードがおすすめです。
裁量トレードでうまくいっていないということは、｢本人の感性｣がトレードに合っていないのかもしれません。
ですのでそのまま感性で裁量トレードをするよりは、数字で根拠が明確なシステムトレードを
マスターしたほうが、結果として利益に繋がりやすいと思います。
裁量トレードは｢芸術｣、システムトレードは｢科学｣だと私は考えています。
芸術は本人の才能に依存しますが、科学は再現が可能です。
もしあなたが裁量トレードでうまくいっていないのであれば、
ぜひシステムトレードという選択肢を考えてみて下さい。
もしかするとあなたの人生が変わるかもしれませんよ。
ー西村剛
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西村 剛
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