こんな相場でも期待できるIPOは？

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from ; JACK

もうこのような状況の中、ＩＰＯを語るより、今後の投資戦略やら地合いの見解を掲載すべきであろうかと思いますが、私にとっては恒例の内容で必要不可欠のジャンルになりますので、ご理解願います。

早速ではありますが、3月上場銘柄でブック妙味があるというか、限りなく公募割れはないというような観点で選択からすれば、大手予想会社同様、ＳＢＩ証券主幹事のサイバーセキュリティクラウドしか思いつきません。

こちらの銘柄については、分析のとおり、長年、ＩＰＯ投資をしている方であれば、ＳＢＩお得意の公募価格を小さく設定し、ロックアウト解除価格にし、一気に大量の売りを浴びせるスキームになることから、さすがに公募割れはないと判断しているところであります。

問題は、他に妙味やら旨みのあるＩＰＯ銘柄がないことや、ＳＢＩ証券主幹事ということから、力技や抽選勝負が主となりますから、この地合いであっても、逆にこの地合いであるからこそ、こちらの銘柄に今までのポイントを全消費しての応募やキャッシュを一気に９桁での応募の方も多いこと、さらには、実際に全国の委託証券の配分の申込社数も85社ということもあることから、かなり競争率は高くなることから、やはり当選の道は厳しいと思われます。

では、「他の上場銘柄はどうか？」ということでありますが、このような地合いであればＢ級銘柄やら過去の付き合い等を駆使して無理して店頭から獲得してもそれなりのリターンがあるかは懐疑的になろうかと思います。

もちろん、リスク承知で勝負というのもありますが、個人的にはそのような勝負は避けるのが正解であり、今は静観すべきではないかと思っております。

しかしながら強いてというところであれば、吸収金額が大きいことから懸念の声がありますが、同じくＳＢＩ主幹事のNexToneになろうかと思います。

想定価格的にも初値のリターンは低くでも公募割れは考え難いところでありますが、ポイント消費での獲得となると、数年前とは違い１ポイントの利益は500円割れも考えられますので、そのあたりで判断は分かれるかもしれません。

まあ、そのあたりは、この市況を鑑みれば10万円、いや5万円でもローリスクで利益をあげることができればいいということであれば価値はあろうかと思います。

最後に、今後の相場につきましては、私自身は、現状のポジションを整理したら、積極的な投資は、システムトレーダーの方々が優位性のあるストラテジーを見い出すのと同じように、まずは過去のショック時に行った投資戦略が通用するかどうかを検証すると同時に嵐が過ぎ去るまでは、時間を味方につけて待ちながらカスタマイズやら新たな投資戦略を発掘する日々になろうかと思います。

ーJACK

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