日経平均株価19000円割れ。下値の目安は？

2020.04.23

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from;西村剛

日本株の短期トレンドが上昇トレンドから
下落トレンドに転じた可能性があります。

注意が必要な局面です。

というのも22日の株価下落で
日経平均株価が一時19000円を割り込み、

これまで好調だったマザーズ銘柄も値が崩れ始めているからです。

ゴールデンウィークが徐々に近づき積極的なリスクが取りづらくなるなか、

・原油価格の大幅安

・金正恩氏の重体報道

・東京五輪の中止リスク顕在化

といった比較的大きなリスクが表面化され
日本株が売られやすい状況になりつつあると考えています。

仮に日本株が下落トレンドに転じた場合、

日経平均株価の下値の目安は
25日移動平均線の18750円前後と考えていますが、

この水準を下抜けした場合、テクニカル指標上で下値抵抗線になりそうな水準が見当たらず、
3月の暴落時の安値16358円も意識されるかもしれません。

今のところさすがにそこまで下がる可能性は低いと考えていますが、
十分に意識はしておきたいところです。

またマザーズ指数に関しても
下値の目安は25日移動平均線の650ポイント程度までの調整はあるかもしれません。

こちらも要注意です。

このようにここ数日で3月の暴落からのリバウンド局面が終了し、
再度下値を伺う展開になる可能性が高まったと考えています。十分に注意して下さい。

システムトレーダーのみなさんにとっては大チャンスかもしれません。
しっかりと逆張り戦略を改良し次の暴落に備えておきましょう。

ー西村剛

 

<追伸>

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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 （過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある） システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。