アフターコロナの株式市場の行方

2020.04.28

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from；西村剛

予想以上に株式市場が強い展開を見せています。

実体経済をみると、依然緊急事態宣言が続き先行きが見えないなか、


コロナの影響で倒産し始めた企業が増え始めたり、

業績が悪化する企業が増えたり・・・

まだまだ暗いニュースが先行しています。

一方、株式市場はと言うと、日経平均株価は3月13日に16358円を付けた後、
19783円まで回復しています。

もちろんコロナ前の水準と比較するとまだまだ回復したとは言えないのですが、
それでも緩やかながら回復しているような気がします。

実体経済はまだまだ先行きが見えないにも関わらず、
株価だけがするすると上がっていく

今の状況はまさにこんな感じではないでしょうか。

なぜこのような現象が起こるのか？

それは、［株価は将来を織り込む」からです。
通常、株価は半年後から1年後を織り込むと言われています。

仮に株価から見ると、今後の日本経済の将来は、
「比較的明るい」のかもしれません。

実体経済としては世界中でコロナが蔓延し、
日本でも自宅待機が基本です。

緊急事態宣言が終わったとしても、ある程度自粛ムードを続き、
日本経済そのものは落ち込む可能性が高いと私は思っています。

一方、株価はと言うと、
その状況はすでに織り込み

「アフターコロナ」の日本経済を織り込み始めたのかもしれません。

見渡してみると世界中で金融緩和が行なわれ、
世界中のマネーが投資先を探している状況です。

そのお金はもちろん株式市場にも流れ込んできます。
まさにバブルの下地が整いつつある状況かもしれません。

私達がすべきことは、アフターコロナで発生するかもしれないバブルを
享受するために今を生き残ることです。

過度にリスクを取ることなく、
しっかりと統計に基づいてシステムトレードを実践し、

今の相場を生き残れば、きっとその後は2013年のような
大相場が来て大きな利益を得られるかもしれません。

ですので今はしっかりとシステムトレードの技術に磨きをかけ、
少しずつでも利益を増やしていくことが大切だと考えます。

あなたもぜひしっかりと準備しておいてくださいね。

 

<追伸>

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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 （過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある） システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。