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「バブルは乗っても、乗られるな」
この表現が正しいか、正しくないかは別として、
これが、今の環境でも、この先の環境でも
私たちシステムトレーダーが進むべき道なのです。
昨日もお伝えしましたが、
やはり、私が「バブル」という言葉を使ったのがいけないのか、
一部の方に、間違った状態で情報が伝わってしまっているようです。
ですので、もう一度お伝えしておきましょう。
私たちシステムトレーダーは、
このバブルとも言える環境を、上手く活用して資産を増やす選択します。
決して、安易にバブルに乗って
安易にトレードして、資産を増やそうとしているわけではありません。
あくまでも、売買ルールをもとに、
そのシグナルに従って、「淡々と」トレードをして着実に利益を上げ
資産を増やしていくのです。
ただし、このバブルと言う環境を
いつもと同じ通りにしても、もったない部分があります。
そこで、このバブルように売買ルールを作成したり
少しだけ調整することをオススメしているのです。
ですが、、、
これももちろん、しっかりと検証をして
統計的に優位だと分かってから、実践に入らなければなりません。
もし、それをしないのであれば、
それは、システムトレードと停止したことを同じです。
つまり、それはあなたが過去にしていた
投資法となんら変わりありません。
でも、それは本意ではありませんよね?
過去の投資法で何らかの不満足があって、システムトレードに切り替えたわけですから
それはいけませんよね。
それであれば、あなたが選択する道は一つです。
バブルには乗りますが、乗られて呑まれてしまうことなく、
しっかりと、検証してシグナル通りにトレードすることを心に固く誓いましょう。
ということで、、、
本日の内容は、このことを強く心にとめて
聞いて頂きたいのです。
あなたもご存じの通り、
昨日の日経平均株価は、約5年5ヶ月振りに「15,000円」を回復しました。
これを見る限り、まだ強い上昇トレンドは継続しているようですね。
さて、私はこれまで、このバブルとも言える上昇トレンドで利益を上げ
資産を増大させるために、以下の2つの注意点をお話ししました。
○1.バブルに乗る
○2.バブルだということを強く認識する
そして、本日はその続きです。
さっそく、その加えたい注意点ですが、それは・・・
『常に降りるタイミングをうかがう』
ということです。
昨日も企業業績と株価の関係で少々お話ししましたが、
株価がバブルにあるということは、
「株価が実態経済とかけ離れた水準まで上昇」していることを意味します。
ということは。。。
日々熱心に勉強しているあなたであれば、すぐにお気づきだと思いますが、
裏を返せば、バブルがはじければ、株価は少なくとも実体経済の水準まで下落する可能性が高いのです。
過去の見れば、当然のことではありますが、
「バブル」は、いつかはじけます。
ですので、このような日が来るのも
当然と言えることでしょう。
しかし、、、
こういったバブルのときは、人間とは不思議なもので
株価がどんどん上昇するのを目の当たりにしてしまうと、
「株価は、もっともっと上がるぞ!」と楽観的に考えてしまいがちです。
もしくは、人によっては、
「自分は投資の天才だ!」と過信してしまうのです。
ちなみに、一見これはシステムトレーダーではなく、
裁量トレーダーの姿に見えますよね?
でも、実は違うのです。
これは、あろうことかシステムトレーダーでもこうなってしまうのです。
だからこそ、先日お話ししましたが、
私は、個別コンサルティングで指導している方々には、
「今上手くいっているのは、環境の要因も一部あるので注意して下さいね。」
と、冷たく聞こえるかもしれませんが、
状況が更に良くなったときに、おかしくならないように注意喚起しているのです。
話をもとに戻しますが、
あろうことか、本当にこのような状況が
システムトレーダーにも起きてしまうのです。
では、どういった状況で起きるか?
それは、、、、
バブルがはじけた後に、シグナルが発生しているときです。
売りのシグナルが出ているにも関わらず、
「まだ上がるはずだ!」と裁量を入れて、売るのを躊躇したり、
反対に買い増ししてしまったりするのです。
もちろん、それが検証に裏付けられた行動であれば良いですが、
シグナルを無視した時点では、それはないでしょう。
だから、その後は他の損の道に向かうトレーダーと
何ら変わらない道を歩んでしまうのです。
寂しい話ですが、それが実態なのです。
一方、きちんと今のバブルを強く認識し、
『常に降りるタイミングをうかがう』ことをしていれば、、、
「あっ!ようやくバブルがはじけたな。シグナルも出たし、素直に全部手仕舞おう」
と保有中の株を売却することができるのです。
システムトレードの場合、
バブルがはじける過程で、必ず順張り型の売買ルールであれば、
「手仕舞い」のシグナルが出ます。
そのときは、いくら名残惜しくても、
淡々と手仕舞いをしましょう。
それが、求められる行動です。
格言のように「引き際が肝心」と言いますが、
まさに、このバブルも引き際が肝心なのです。
ですが、一般的に、この引き際を逃してしまい、
反対に無理をして、おおよそ80%とも言えるトレーダーや投資家が
その後、大目玉をくらってしまうのです。
あなたは、この現実をどう思いますか?
もし、その80%に入りたくないのであれば、
やはり、シグナル通りに手仕舞いをするしかありませんよね。
だからこそ、
『常に降りるタイミングをうかがう』
ことが重要なのです。
バブルに乗って良いですが、本当に飲まれて、
いえ、飲み込まれて、降りられなくなってしまうのだけは、絶対に回避しましょうね。
そろそろ、バブルに向かう心構えが
あなたの中にもできましたか?
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