新型コロナ感染者数は関係ない？【西村剛】

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2日に東京とでの感染者数が30名を超え、「東京アラート」が発動されました。

「東京アラート」が何かはいまいちピンと来ないのですが、これまで以上に気をつけてということでしょうか。

株式市場でも「再感染リスク」が高まり株価が下落するのではないかと思っていましたが、どっこい3日の日経平均株価は一時22800円を超えるほど強い展開となっています。

3日の株式市場を値動きを見ていると、今の株価の動きはもしかすると新型コロナとはもう関係のないステージなのかもしれないとすら思ってしまいます。

そこで注目してみたのが、「ブラジル株」です。

ご存知かもしれませんが、今ブラジルでは新型コロナウイルスの感染者数が急増しており、世界で4番目まで来ています。
新型コロナ軽視の大統領が経済復興を重視した結果、今も感染者数は急増しておりあと数日で3番目のイタリアを抜くのではないかと言われているのがブラジルです。

そんな新型コロナの感染者数が急増するブラジルの株式指数・ボベスパ連動型上場投信（1325）の株価チャートを見ると・・・

綺麗に上昇トレンドに入っています。。。

チャートだけ見ていると、日経平均株価や米国ナスダック指数と同じような形になっており、コロナの感染者数が増えた減ったということよりも、
むしろ世界的な金融緩和による株価上昇のほうが今の株式市場には影響が大きいのではないかと思ってしまいます。

仮に新型コロナの感染者数の増減で株式市場が左右されないとなると、またひとつ日本株のリスク要因が減ることになります。
もしかすると本当に日経平均株価も早い段階でコロナショック前の水準に到達するかもしれませんね。

ー西村剛

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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 （過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある） システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。

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