日経平均株価急落で下値の目安は?【西村剛】



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先週後半より日本株が急落しています。

8日には23000円を回復していた日経平均株価も15日には21500円まで急落。

株価の先行きに暗雲が立ち込めてきました。

株価が下落している要因は、

世界的な新型コロナ第2波への懸念

です。

国内でも東京都で50人近い感染者数が続き、中国や米国でも感染者数が再度増加傾向にあります。

そのため市場では「第2波が到来し、また経済活動が止まるのでは・・・・」

との懸念から株価が急落しているのです。

先週末からの株価下落について報道ではこのように述べられていますが、私はどちらかと言うと

「3月以降の株価上昇の反動」

に過ぎないと考えています。

今後のことは誰にも予測できませんが、仮に「第2波」が来たとしても3月のような暴落にはならないと考えています。

一連のコロナショックで、世界的な金融緩和や経済政策を打ち出している点や新型コロナ肺炎に対してのワクチンの開発も急ピッチで進んでいます。

何も見えていなかった3月と比べ今は打てる手が格段に増えているのです。

ですのでそれほど大きな暴落はないとは考えています。

そう考えると今の急落は押し目買いのチャンスかもしれません。

日経平均株価のRSI(9日)は39%まで低下しており、徐々に売られ過ぎの水準まで来ています。

下値の目安としては深く押したとしても75日移動平均線近辺の20000円、浅めにとどまったとして21000円程度だと考えます。

ただコロナ以外にもうひとつ懸念材料が浮上しています。

それは「トランプ大統領の落選」です。

大統領選挙まであと5ヶ月となっていますが、トランプ大統領の支持率が急落しています。

今の株価下落はトランプ大統領の落選により好調だった米国経済が衰退するのではないかとの危惧から株価が下落している可能性もあります。

仮にトランプ大統領の落選が現実味を帯びてくると、米国株はもう一段の下落があるかもしれません。

こちらのほうが要注意です。

いずれにせよ、値動きの荒い展開が続いています。

今一度しっかりと資金管理を見直し過度なリスクを取らないようなトレードを心掛けましょう。

ー西村剛

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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 (過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある) システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。