コロナで考える期待値【korosuke】

korosukeです。

週末久しぶりに原宿から表参道の方に用事があって行ってきましたが、かなりの人が歩いていて、コロナ前の8割くらいは活気が戻ってきているようでした。

世界的にはアメリカもフランスもまだまだコロナ感染は増え続けているので、日本もこれから冬にかけて気を付けなければいけませんが、やはり、コロナ前の元の生活に徐々にでも戻りつつあるのはうれしいことです。

5月や6月頃は朝の情報番組をつければ毎日のようにコロナ関連をやっていて、毎日毎日うんざりするようなニュースばかりでした。

専門家やコメンテーターがいろいろな視点から意見を言っていて議論になっていましたが、

コロナウイルスを完全に抑え込まないといけない、直ちに再度ロックダウンをしなければいけない、という悲観的な人もいれば、

コロナはただの風邪だから過剰に反応しすぎている、マスクをしても効果がない、というような楽観的な人まで出てきて、SNSでも議論されてました。

どちらも主張が真逆なので折り合うことは難しいですが、マスコミでは不安を煽った方が視聴率を稼げるからか、かなり深刻でネガティブな、悲観的な見通しが多かったように思います。

連日感染者数を大々的に出して、大惨事になるようなことも言われてましたが、こういう時こそ、冷静に見なければいけません。

たとえば、自動車を考えてみましょう。

自動車を乗ることについて誰も危険な乗り物だから乗ってはいけないという人はいないと思います。

しかし、自動車事故で世界では年間130万人の方が亡くなっています。数字だけで見たらすごい数で、とても危険な乗り物といってもいいかもしれません。

ところが、そんなことは誰も気にせず普通に車に乗っていますし、それを非難する人もいません。

コロナの考え方もこれと同じで悲観的に考えすぎてしまうと、ロックダウンをして完全に感染を止めないといけないという主張をする人は、経済が回らず大変な不況になってしまうということが無視されていますし、

楽観的になりすぎている人にとっては、ただの風邪だし、マスクも必要ないとすれば、また感染が拡大していってしまいます。

つまり、このそれぞれのバランスを保ちつつ、トータルとしてプラスになる＝期待値がプラスになるような計画を立てないといけません。

これは、トレードにおいても大事なことで、システムでも勝率や利益率に目が行ってしまいますが、大事なのは「期待値」です。

どんなに勝率が高くても、一回負けたときに利益をすべて失ってしまうようなら意味がありません。

これは、トレードのみならず、身の回りのいろいろなことにも通じる考えなので、是非身につけて実践していきましょう。

ーkorosuke