第二次コロナショックに備えよう【西村剛】



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明日以降、株価の乱高下に要注意です。

企業の中間決算発表や米国大統領選挙を控え、リスクを取りにくい状況が続くなか、欧米でのコロナ感染者数再拡大により、フランス、ドイツで再度ロックダウンが実施されました。今のところ日本を含めアジアに関しては、それほど感染者数再拡大の動きは大きくはないのですが、欧米では私達が思っている以上に深刻な状況なのかもしれません。

株式市場は今のところ米国大統領選挙待ちといったところですが、選挙後も、この欧米でのコロナ感染者数再拡大に株式市場が反応し、日本株も下落トレンド入りする可能性も考えていたほうがよいでしょう。

29日に発表された10月第3週の投資主体者別売買動向でも海外投資家が648億円の売り越しとなっており、海外投資家の日本株売りが続いています。

一方で企業の中間決算発表も始まりましたが、直接的にコロナの影響を大きく受ける業界以外は、総じて思いのほか業績が悪化せず済んでいる状況です。ですので、国内経済としては、コロナの感染者数が明確に再拡大しなければなんとか現状維持はできそうです。ですので今後日本株が再度上昇するかどうかは、海外投資家が日本株を再度買ってくるかどうかにかかってくるでしょう。

そこで重要になってくるのが、米国株です。世界の機関投資家が一番売買しているのが米国株です。米国株が上昇すれば日本株も上昇、米国株が下落すれば日本株も下落といった状況が11月は続きそうです。

ただ次週は米国大統領選挙の結果次第で米国株も大きく動くことが予想されます。今のような不透明な状況では、リスク管理を徹底し過度にリスクを大きくとらないようにトレードに臨んだほうがいいでしょう。

 

ー西村剛

 

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10/29 米国ダウ・ナスダックは大幅下落!米大統領選やコロナが日本株に与える影響は?

 

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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 (過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある) システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。