釣り人とトレーダー【Korosuke】

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korosukeです。

先週はコロナ禍ではありましたが、3連休で前から予定していた釣りに行ってきました。

千葉の方で海釣りだったのですが、いつもは朝早く5時に出航するため、前日から泊まって寝る間もなく向かうため、とてもきつい日程
だったのですが、今回は午後からの便だったので、わりとゆっくりできました。

少し余裕をもって車で出ましたが、アクアラインがすごい混みようで全く進まず、2時間近く余裕を持って出たものの、ぎりぎり到着し
て何とか間に合いました。本当なら現地で美味しいランチを食べてからと思っていたのですが、そんな余裕はなく急いでコンビニでおにぎりだけ買って急いで船に乗り込みました。

天気は幸いにも晴れて気持ちいいくらいの気温で、絶好の釣り日和でした。
釣りは、タイラバというもので、餌の代わりにビニールやラバーの疑似餌を付けたものを使います。

以前は餌にオキアミを使ったりしていましたが、毎回匂いが手に残ってしまうため、タイラバを始めてからはこちらの方が簡単で汚れないため、最近はずっとこれをやっています。
釣りの間はやることは単調で、仕掛けを海に投げて、降ろして、着底したら、リールを巻いて引き上げる、これの繰り返しです。

あとは、魚がかかるまで繰り返すだけです。
といっても、そう簡単に釣れることはなく、何回も何回もこれを行い、
ようやく食いついたときの手ごたえが来た時は、嬉しいものです。

最初の頃は、自分だけかなか釣れない中で、周りが連れていたりするとだんだんと焦りが出て、何とか釣らないと、と気が気でならなくなっていましたが、そういうときはめっきりダメでした。
逆に慣れてくると、それほどたくさん釣ろうと思わず、釣れたらいいやくらいの気持ちで、
自然体でやるようになってからだんだんと釣れるようになりました。

何か技術が上がったとかいうほどのことは何もないので、変わったものといえば落ち着いて楽しめるようになったメンタルくらいでしょう。
何とか魚を釣ろう、たくさん釣ろう、と利益を追えば追うほどプレッシャーになり、一投ごとの作業が雑になっていたのかもしれません。

これは、トレードにも言えることで、大きく利益を得よう、としたり、早く資金を増やそう、早く損失を取り戻そう、とするほど、心理的
なプレッシャーが大きくなり、本来のトレードからずれてきてしまいます。

トレーダーは人間である以上、焦りや、緊張、不安、などの感情が支配的になってくると、トレードにブレが出てきます。

裁量トレーダーは顕著にこれが出ますが、システムトレードはルールが決まっているので、比較的そのようなブレは少ないと思います。
ただ、売買シグナルが出るところまでは、システムで機械的に決まりますが、そこに裁量をいれてここは勝率が高いから少し大きく買ってみたりと、ルールと違ったトレードをしてしまってはいけません。

また、周りの情報に振り回されて、暴落時に、どこまで下がるかわからないから、
一旦手仕舞いしようと、本来と違う行動に出てしまうと、裁量トレードと変わらなくなってしまいます。

このようにトレーダーの裁量が入ってしまう部分は必ずあり、そこではトレーダーの心理状態が大きく影響してきます。

そういう時は釣り人の気持ちになって、無心になって何かチャンスがくるのを待つくらいの気持ちで構えているくらいがいいでしょう。
急いで仕掛けようとせず、いつもと変わらず、いい仕掛けのタイミングが来るまで気長に待ちましょう。チャンスは何度でもありますので。

さて、今回の肝心な釣果の方は、、、、、、、
アカハタとカサゴの2匹という結果でした。

もうちょっと釣りたいところでしたが、十分楽しめて、その後も美味しいお刺身が食べれたので良かったです。
（坊主で終わるとさすがに疲労感があります・・・笑）

ーKorosuke

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