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korosukeです。
明けましておめでとうございます。
2021年が始まりました。
昨年は大きく上下に動いて、暴落と、暴騰を一度に経験した珍しい年となりました。
去年の今頃に、一年でこのような動きをするとは誰も考えられなかったことでしょう。
そのため、一年の相場を予想することはあまり意味がありません。(システムトレードなら尚更言うまでもありませんね)
ただ、なんとなくこんなイメージかというところで、今年はどんな相場になるか、少し考えてみます。
まず、アノマリー的に見てみると、今年の干支は「丑年」です。
相場格言には、「うしはつまずき」といわれており、相場としては厳しい一年になるといわれています。
また、日経平均株価の干支別でのパフォーマンスを見ると、丑年は最も悪い年となっています。
サンプルとしては少ないので、何とも言えませんが、相場は10~12年くらいで一通りの上昇、下落のサイクルで動く傾向はあるので、干支の12年というのは、それに近い動きになる可能性はあります。
それも頭の片隅に入れつつ、現実的なところを見ると、今の世界的な株高はコロナ感染の拡大が続いているからという理由で、世界中が金融緩和を行ってお金のばらまきをして経済を維持しようとしています。
ワクチンができて、今年コロナが収まって実体経済が戻ってきたときに、今の金融緩和を継続する大義名分がなくなってしまうため、その出口となる動きをどの時点で市場が織り込んでいくかが一番注目するところです。
その動向を見る指標が、米10年債利回りで、今はこれが1.0%以下で推移しており、これが1.0%以下に維持されている限りは金利が上がらない、つまり、金融緩和が継続しているため、下がったところでは買いが入って株価は上がっていきます。
今、徐々にこの金利が上昇し始めていますが、これが1.0%を超えてきたとき、市場がどういう反応をするかが重要で、これは今回の歴史的な金融緩和がどうなるか、誰も経験していないので市場の反応を見てみないと何とも言えないところです。
いろいろと専門家でも意見が分かれるところですが、金利が上がっても実体経済の回復をそこから織り込んで、更なるバブルが起きるという人もいれば、すでに実体経済の回復まで織り込んでここまで上昇しているため、金利上昇によって金融緩和が縮小して大きな下落になるという人もいます。
つまり、どこかの時点で、今の金融緩和相場の出口が意識される局面がでてきて、そのときに株価は上か下かどちらかに大きくブレイクします。そのトレンドが今年の動きを決めるようなかなり大きなものになるのではないかと思います。
この判断材料として、やはり見るべきものはチャートです。
日足、週足、で少し先の方まで見てみると、1月に入ってもまだ上昇する流れは続きそうですが、1月半ばから1月末にかけて変化日があり、この辺りで流れが変わる可能性があることは意識しておきましょう。
もちろん、今の金融緩和相場が継続していくので、大きく下げることは考えにくいですが、日足を見ると24500円くらいまでの調整は一旦どこかでつける局面があるのではないかと思います。
そこを割れると中期的なトレンドが下降トレンドに転換するため、これまでの上昇相場で慣れてしまった下げたら押し目買い、のやり方で同じように入ると、逆に持っていかれる可能性があるので、十分注意しましょう。
アメリカ大統領がどうなるかもまだ不透明な状態ですので、あまり先のことまでは考えず、今は1月相場を乗り切ることに集中しましょう。
それでは、今年も1年よろしくお願いします。
ーkorosuke
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korosuke



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