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やはり、IPOに当選しなくても利益を得る方法として、トレードチャンスとなるのは、IPOのセカンダリーになります。
スケジュール的には、3月16日のウイングアーク1st<4432>から3月30日までのAppierGroup<4180>までの13銘柄全ての初値に注目することになります。
どうしてもIPOのセカンダリーとなると、IPO株を公募で獲得して、事前にネットや電話で売り注文が簡易に出勤前にできることと異なり、兼業の方はなかなか常時、値動きが監視できないこともあり、難しいイメージがあると思います。
しかしながら、そのあたりは、昼休みやちょっとしたトイレタイム等での逆指値注文を駆使すれば、事前に自分自身の値動きやターゲット価格というところの戦略を考えておけば、それほど難しいことではありません。
逆にそのシナリオから外れた場合は、見送ればいいだけであります。
また、どうしても日中に一切、対応できなければ、夜に日中の株価の値動きを振り返り、PTSや翌朝の出勤前に発注すればいいだけの話ですから、是非とも初値後の値動きのチェックをしてみて頂ければと思います。
そのような中、IPOのセカンダリーとしては、やはり大きく、逆張りと順張りの2つの手法やら戦略になると思います。
前者の逆張りについては、具体例として、昨年のローランド<7944>がわかりやすいです。値動きとしては、ローランドは、再上場でありファンドの出口案件ということもあり、公募価格3,100円に対し、初値2,954円と公募割れをしましたが、東証一部案件ということから、上場1ヶ月後のカバレッジ解禁とTOPIX組入れと出直りの買いが期待されることから、その後は堅調に値上がりをしました。
私自身もこの公募割れは、絶好の買い場と判断したような展開であり、そのあたりの銘柄がこの13銘柄では、どれが該当するかは誰もがわかると思います。
また、順張りというところでは、やはり初値がついてからストップ高を目指す銘柄や即金規制となった銘柄については、後場あたりから即金明け期待から上がるような銘柄に素直に追従するスタンスになります。
個人的には順張りで一番、美味しいと感じるのは、市場コンセンサンス予想より、米株の暴落や同時上場からの資金分散等で思わぬ安い初値がついたときであり、実際に、そのギャップを埋めていく値動きになる銘柄が多いところであります。
このあたりも長くIPOのセカンダリーをやられている方なら、よく見る光景かもしれません。
後は、どちらのパターンであっても、やはり、日中での購入時は、その後の持ち越しをした場合の利確(ロスカットも含む)も考え、PTSで夕方や夜間で売買できる証券会社に優位性があることから、身動きできなくなってしまう証券会社での発注は避けた方が賢明であります。
なお、当たり前のことでありますが、勝率100%はあり得ませんので、自分のシナリオと逆に行ってしまった場合や著しい損失を抱えてしまった時には速やかにロスカットをすることは必須であります。
いずれにしろ、IPOのセカンダリーは時には、繰り返しになりますが、その公募で獲得してからの初値売り以上の利益をもたらすことから、この3月の13銘柄の初値は見逃せません。
ーJACK
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