日経平均高値更新の確率【西村剛】

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日経平均株価が一時30000円の大台を回復してきました。

さすがに30000円を超えたところでは戻り売り圧力も強く終値ベースでは30000円を下回りましたが、日本株は再度高値を更新する展開になるんじゃないかと期待しています。

日経平均株価の高値は2月16日に付けた30714円なのですが、3月後半から4月前半は株価が上がりやすいアノマリーがあり、そのタイミングで再度高値を更新してくるのではないかと考えていますが、すんなりそのまま31000円にのせるかというと、やはり高値を更新してくるタイミングでは、利益確定の売りに押され一度は跳ね返されそうです。

一般的に高値を更新したタイミングで買付を行なう｢順張り戦略｣の勝率は約40％です。10回トレードすれば4回はその後も上昇するものの、6回は跳ね返されてしまう計算となります。ですので、統計的に考えれば｢株価が高値を更新したタイミングはいったん売り」という戦略は有効なのでしょう。

おそらく今回も30714円の高値を更新したタイミングで売り圧力が強くなりそうです。ただその売り圧力をこなし、さらに上昇していくと日経平均34000円くらいまではすんなりと上昇するかもしれません。

目先の戦略としては

●まず日経平均株価が終値ベースで30000円の大台を回復するか？

●さらに上昇し日経平均が高値30714円を上回ってくるのか？

●そこから更に上昇し日経平均が32000円を超えてくるのか？

あたりが注目しておくべきポイントでしょう。

米国ダウ指数が高値を更新している今の状況では、日経平均も米国ダウ指数に追随する形で上昇してくるのではないかと期待しています。ただ一本調子にあがるわけではなく途中小幅な下落と上昇を繰り返しながら徐々に上昇してきそうです。

次の上昇相場に備え準備しておいてくださいね。

ー西村剛

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3/16　日経平均は＋154円！明日は3万円台か？

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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 （過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある） システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。

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