米国長期金利再上昇で要警戒局面か【西村剛】

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米国長期金利が再上昇し、1.7％後半に達しています。

株価については今のところ日米ともに大型株は落ち着いていますが、ナスダックやマザーズに関しては依然PERで割高感の強い銘柄が多く、ここから更に米国長期金利が上昇すると、再度の株価下落があるかもしれません。

また今の株価水準は日米ともに利益確定の売りが出やすい水準でもあります。野村證券の子会社が2200億円赤字発生の問題もあり、野村證券に限らず他の金融株も売られやすい局面となっています。

このように短期的な視点で見ると

・米国長期金利再上昇

・日米ともに戻り売りが出やすい水準

・金融不安懸念

といった株式市場にとってややネガティブな材料が出てきており、短期的には要警戒局面だと考えます。

ただ・・・・

あくまでも短期的です。

中長期で見ると依然日米ともに大型株は上昇トレンドが続いており、このトレンドはもうしばらく続きそうです。

こういった相場環境で期待出来るのが「押し目買い戦略」です。

押し目買い戦略は上昇相場での一時的な急落を捉える戦略で勝率も高く、成績も安定している戦略です。

ここから大型株が崩れるような展開になれば、この押し目買い戦略が効果を発揮しそうな展開となりそうです。

ぜひ今のタイミングで押し目買い戦略に磨きをかけておいてくださいね。

ー西村剛

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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 （過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある） システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。

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