2040年の未来予測【Korosuke】

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korosukeです。

最近Kindleを使い始めていろいろと本を読むことが多くなりました。

スマホでも思ったより読みやすくて、ちょっとした時間にもスマホで読めてとても便利です。

もっと早くやっていればよかったと後悔しています。

そんな中で、最近読んだ本の中で面白かったのが、「2040年の未来予測」という本です。

著者は元日本マイクロソフトの社長の成毛眞さんです。

だいぶ前ですが、共通の知り合いがいて何度かお会いして話をしたことがありますが、とてもユニークな方で話が面白く、とにかく頭の

回転が速い方でした。

質問したことに対してもレスポンスがとても速く、的確に答えてくれて、すごい方だと思いました。

そんな成毛さんが最近出したのがこの本ですが、タイトルの通りで2040年にどのような世界になっているかの予測を書いています。

内容をあまり書くとネタバレになってしまうので詳しくは書きませんが、

テクノロジーが発達してこんなに便利で豊かな社会になるという

明るいことが多く書かれています。

しかし、その一方で確実にやってくる不安な点についても書かれています。

これは日本に限定したことですが、一つ目の不安材料は、少子化と高齢化社会がやってくることです。

これはすでにいろいろなところで言われていることですが、出生率が下がり、若い層が減っていく一方で、高齢者が増えていくという問題

は確実にやってくることで、年金、社会保障、医療、など様々なことが問題になってきます。

そして、もう一つ大きな不安材料は、「災害」です。

地震大国の日本は、これからも大地震が起きるというリスクと常に向き合っていく必要があり、国の予測でも今後30年で南海トラフは「70～80％」

で発生すると試算しています。

そして、この発生確率は1年経つごとに高まってくることになります。

特に日本の機能が一極集中している東京に影響がでる大規模なものが起きると、その損害は計り知れないものになるということが試算され

てわかっています。

これは今のところ避ける手段がなく、将来確実にやってくる最大のリスクだと考えているようです。

何十年に一回という低い確率だとしても、それですべてを失ってしまうとしたら、それまでプラス成長してきたとしても、期待値は

マイナスになるでしょう。

システムトレードでもよく言われることですが、過去に起きたリーマンショックやコロナショックなどの大暴落でも、10年に一度くらいの

滅多に起きることではないから、そこを除外してシステムを作ってしまうとカーブフィッティングになってしまいます。

都合のいいところだけを見て作られたシステムは、ちょっとした変化が起きたときに全く機能しなくなってしまいます。

将来起きることは誰にもわかりませんから、全てのリスクを回避できるよう、一点の曇りもないくらいまで検証し、完成したシステムを作

って準備しておくようにしましょう。

ーKorosuke

P.S.

korosuke氏が講演する、システムトレーダーズミーティング（オンライン）を
5月16日(日)13時より予定しております。

間もなく募集を開始いたしますので、ご案内をお待ちください。

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現役システムトレーダー。売りと買いを組み合わせたデイトレード戦略に特化した独自のスタイルを確立し、安定的に利益を得ている。セミナー講師も務めており、いずれも好評。著書：暴落を上昇エネルギーに変える V字回復狙いの短期システムトレード (現代の錬金術師シリーズ)　出版社 : パンローリング

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