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先日、日立金属のTOBがリリースされました。リリースのあった4月28日の終値1,895円に対し、TOB価格は2,181円となりました。
経過としては、決算日までのリリースに賭けていた方には大勝利でもあり、読者の方のお馴染みのG氏はツイッターで56,700株の保有で大勝利宣言をしており、
さすがというところでもあり、羨ましい限りであります。
このあたりは握力が強いやらある程度のリスクを喰らったとしても、動じないここまでのパフォーマンスや余裕もあるのではないでしょうか。
実際に、今回の日立金属の場合、日経新聞等でもすっぱ抜かれたりしておりましたが、価格含め、いつまでたっても正式なリリースはありませんでした。
そのよう中、株価も業績等踏まえ、下落しており、日立金属の決算時においても動きがなかったことから、手放した方も多かったところでもあります。
ですから、TOB投資においては、このように成功や利益を得るのには、実際にはどの銘柄をどれだけいつ買うか、そして保有継続できるかだけになります。
今後のTOBの予想というところであれば、単純に日立グループで残された日立建機であったり、あるいは、5月決算発表を控えた三菱ケミカルホールディングスの子会社である日本酸素HD、さらには配当利回りの高さで注目しているセブン&アイHDの子会社であるセブン銀行、新聞報道ではたまに噂やら方向性として取り上げられる子会社の時価総額が大きい、ソフトバンクグループのソフトバンクあたりは気になることころであり、株価の下落時には打診買いをしてみたくはなるところであります。
もちろん、あくまでも予想でありますから、当たればラッキー程度のポジションでないと、資金拘束も生じますし、保有株が含み損となってストレスを抱える結果になることは、かれこれ10年近く予想投資をしている自分自身がよくわかっているところであります。
となると、やはり、王道はTOBリリース後にTOB価格よりやや下値で株価が推移しているタイミングでの購入で、時には思惑やら買戻しの勢いでTOB価格を上回ることもありますから、その鞘狙いは有効であると言えます。
ちなみに、実際に今回の日立金属においては、TOBの実施が半年以上ということもあり、株価は一時2,100円を割れTOB価格と3.7%の鞘が生じたころから、購入した方も多かったとお聞きしております。
もちろん、TOBの世界でありますから、絶対に100%実施されるということではなく中止や延期の可能性もあり得るところですから、いくら4%近い鞘があったとしても、ありったけのお金や多額の資金で勝負をするのはリスクが生じますが、少額であれば、リスク承知で手堅い投資でもあることから、今後も日立金属の株価は注視していくところであります。
ーJACK
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JACK
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