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korosukeです。
昨年からの上昇相場が続いており、株を始める人が増えてきたこともあり、周りの知り合いでも久しぶりに話をすると、株を買っているという話題になることが多いです。
昔からの知り合いで、その当時は株などはやっていませんでしたが、仮想通貨含め、ここ最近の上昇相場を見て、日本株の投資を始めたようでした。
とある、ネット関連の株を買っているようで、そこは今は低迷しているが、会員数が今後増えていくので大きく上昇するという話を聞いたので買っていると言っていました。
このサービスは他よりも優れていて、次の業績発表でもいい内容が出るから、買いだと見ているようでした。
それについて、上がるかどうかと聞かれましたが、話を聞いている中で、いろいろな点で投資手法や考えが違っているのだと思いました。
おそらく、彼の投資は情報を聞いて、それをもとに、買いと判断して投資しているのですが、今後業績が良くなるという情報が投資の根拠となっています。
しかし、この根拠となる情報が、「今後こういう理由でこうなる(はず)」という予測によって成り立っています。
私は、いつも話を聞くときに、言っていることが「事実」なのか、「予測」なのかを注意して聞くようにしています。
彼の話に出てきたことは、●●したらこうなるという「予測」であり、事実は何かというところがわからないので、何とも言えないというのが本当のところです。
では、事実を確認するとしたら、やはり株価そのものの動きとチャート、買い手と売り手の需給などを見ることになります。
その銘柄のチャートを見ると、長い間下げているチャートで移動平均線も短期、中期、長期、右肩下がり、上場来安値を更新しそうなチャートになっていました。
これは、実際に確定した株価の動きなので、これについて議論する余地はない「事実」です。
右肩下がりで下がっている、上場来安値に差し掛かっている、ということは、この銘柄の株を持っている人のほぼすべてが損をしている状態だということです。
今後良い材料があるから買いだと思っていても、株価は下がって売られているということは、多くの人は何かしら悪い材料があるから売っているということです。
これらの事実から、含み損を抱えて早く手放したいという人が溢れているような状態が容易に想像できるので、この事実だけを見たら買おうという判断にはならないでしょう。
株を始めたときは、その会社の業績や将来性に投資しているという感覚で、自分と会社との関係で買いか売りかを判断しがちですが、株価が上がるか下がるか決めるのは、自分以外の多くの投資家です。
どんなに自分が上がると考えていても、売りたい人が買いたい人より多ければ上がらない、という単純な理屈で、会社の中身だけではなくそこに参加している人たちがどう考えているかというところを読み取らなければいけません。
始めたときは、情報を頼りに投資判断しがちで、私も最初はネットの情報をもとに上がりそうな銘柄を探してトレードしていました。
誰もが最初に通る道なのでしょうが、たまたまこれでうまくいったとしても、いずれどこかでやられることになります。
そのような経験をしたことで、「予測」ではなく「事実」である株価の動きやチャートを重視してトレードしていくようになるのだと思います。
相場が過熱気味になってくると、このような怪しい投資情報が増えてきますので、まずは「予測」ではなく「事実」を確認するようにしましょう。
ーkorosuke
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