日本株上昇期待の好材料【西村剛】

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米国株が堅調のなか、日経平均株価は上値の重い展開が続いています。

米国ダウ指数が上昇しても日経平均株価は下落・・・

ナスダック指数が上昇しても日経平均株価は下落・・・

などここのところ日経平均だけが上がってこない展開となっています。

なぜ米国株が上昇しているにもかかわらず日経平均株価はパッとしないのか・・・？

その理由は投資主体者別売買動向に隠されていました。

1日に発表された6月第4週の投資主体者別売買動向では、

注目の海外投資家1739億円の買い越しに対し個人が1582億円の売り越しとなっており、

今の日本株マーケットは

「海外投資家買いの個人投資家売り」

の構図となっています。

米国株の上昇で出遅れている日本株を海外投資家が買っているのがわかり、このまま米国株が堅調に推移していけばどこかのタイミングで日本株も反発する可能性が高いのでは！と少しほっとしています。

あとは個人投資家の売り越しが弱まってくるですが、個人投資家は短期的な相場のムードに流されやすい傾向にあるので、米国株がもう一段上昇してくれば、日本の個人投資家も楽観的になってきそうです。

このように上値の重い展開が続く日本株市場ですが、少しずつ明るい材料も出てきました。株価が動き出す前にぜひしっかりと次の相場に備えて準備しておきましょう。

ー西村剛

7/1　西村剛のYouTube【日経平均分析チャンネル】

日経平均は－84円安の4日続落。
NYダウは上昇したものの、日本の大型株はイマイチな展開が続いております。
暦は7月に入りましたが、どこまで下落していくのでしょうか・・・？

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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 （過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある） システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。

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