緊急事態宣言再発出でどうなる日本株【西村剛】

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東京都で再度緊急事態宣言が発出される見通しとなりました。

はたして今回の緊急事態宣言が効果あるのかは分かりませんが株式市場にはマイナスの影響が出そうです。

特に外国人投資家の日本株売りの要因になるのではないかと危惧しています。

これまでワクチン接種が進んだことで経済正常化期待から米国株が上昇してきました。

日本においてもワクチン接種が本格化したことで、

「日本株も米国株とどうようの展開になるのではないか」

との思惑から日本株を買っていた外国人投資家でしたが、6月第5週の投資主体者別売買動向で海外投資家が5808億円の売り越しに転じており、今の日本の状況に失望し日本株を売ってきているのかもしれません。

この外国人投資家の日本株売りが続くようであれば日本株は今のようにパッとしない状況がしばらく続く可能性があるでしょう。

今のような閑散とした相場では、なかなか株価のトレンドも発生せず、システムトレードにおいてもシグナルが発生しにくい状況となっています。

ただ見方を変えれば、シグナルが発生しないということは勝てる確率の高いチャンスがない相場と言い換えることも出来ます。今はあせらず次のトレンド発生に備えて力を蓄えておくべきタイミングかもしれません。過度に大きなリスクを取ってトレードするのは危険です。今は慎重にトレードしていきましょう。

ー西村剛

7/8　西村剛のYouTube【日経平均分析チャンネル】

日経平均は－248円の続落となりました。
引き続き、米国株は好調が続いております。
東京都では4度目の緊急事態宣言が発令されます。
もしかしたら日本株は急落する恐れが・・・？

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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 （過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある） システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。

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