コロナ相場に要注意【西村剛】

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再度株式市場が崩れそうな雰囲気となってきました。

米国株はダウ指数やS&P500が高値を更新、堅調に推移しているのですが、為替が円高に動いたり、米長期金利が再度低下し始めたりなど、株価指数以外の指標が動き出しています。

おそらく米国においても再度「コロナの感染拡大による景気悪化」を織り込み始めているのかもしれません。

今のところ動き出しているのが米長期金利と為替ぐらいで株式市場は高値圏を維持しているのですが、これまでの上昇局面と異なってきたので少し注意は必要です。

一方、日本株はさらに要注意です。

決算発表が一巡したことで相場のテーマが再度「コロナの感染拡大」になっています。もともと今の時期は需給的に買い需要が乏しい時期で買いが期待しづらいなかコロナの感染者数増加で投資家心理も冷え込んでおり、一気に相場が急落する可能性が出てきています。特にマザーズ指数に関しては直近5月の安値を更新しており、投資家心理はかなり悪化していそうです。

今のところこれといったコロナ対策も打ち出されず、経済対策もないなか、ずるずると株式市場が下がっていく可能性もあります。

政府がなんらかの大規模な経済対策を発表すれば相場の雰囲気ががらっと変わる可能性はあるのですが現状では可能性は低いでしょう。

今の株式市場は下落リスクが高まりつつあります。リスク管理を徹底してトレードに臨んでください。

ー西村剛

8/16　西村剛のYouTube【日経平均分析チャンネル】

日経平均は－453円の3日続落となりました。
マザーズ銘柄では追証を避けるために投げ売りが起こり、大きく下落しています。
今後の日本株の行方は・・・？

▼Youtubeで詳しく解説しています▼

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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 （過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある） システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。

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