トレードと投資の違い【西村剛】

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株の売買には大まかに分けて２つの方法あります。

ひとつはトレード

もうひとつは投資

です。

トレードと投資は似ているようで全く違う手法だと私は考えています。

トレードとは「株の需給」をもとに株の売買を行なう手法です。

トレードとは株を買いたい人と売りたい人の需給を見極め、株を買いたい人が少ないタイミングで買い、株を売りたい人が多くなったタイミングで株を売る手法です。

株の需給を見るためには、チャートや板情報を使います。

システムトレードもある意味、チャートに基づいて株を売買する手法でありトレードに一種です。

ですので、トレードを極めたいと思えば、チャートの見方や板の見方などを学ぶ必要があります。

一方、投資とは「株の価値」をもとに株の売買を行なう手法です。

決算書や企業のIR情報などを細かく分析、企業価値を算出し、今の株価より割安ならば買い、割高ならば売る。

これが投資の基本です。

ですので投資をマスターしようと思えば、財務諸表や決算の見方、企業価値の算出方法などを学ぶ必要があります。

このように株をやりたい！株で利益をあげたい！と思ったときに自分が・・・

・トレードをやりたいのか？

・投資をやりたいのか？

によって学ぶべきことが変わるのです。

意外に初心者の場合、このトレードと投資の区別の出来ていない人が多く、トレードをしたいのに決算書の見方を勉強したり、投資をしたいのにチャート分析にのめり込むひとが多いです。

もし区別がついていない方はこれを機会に自分がやりたい株の売買が、

トレードなのか？投資なのか？

を考えてみて下さいね。

ー西村剛

8/26　西村剛のYouTube【日経平均分析チャンネル】

26日の日経平均は＋17円の小幅反発となりました。
昨日に引き続き、方向感が乏しい１日となりました。
果たしてここから日本株は上昇か？下落か？

▼Youtubeで詳しく解説しています▼

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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 （過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある） システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。

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