日本株暴落の４つの要因【西村剛】

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日本株の下落が止まりません・・・

28日の日経平均株価は寄付近辺こそ米国株の上昇を受けプラスだったものの引けにかけてずるずると下がり、終わってみれば293円安となっています。

テクニカル的にはそろそろ反発してもおかしくはない水準なのですが、
ここからさらに下落し5日の安値27460円を終値で下回るともう一段の下落がありそうです。

今の日本株が下落している要因としては

・岸田政権に対する不信感（特に金融課税強化）

・米国の債務上限問題

・インフレ懸念

・中国不動産バブル崩壊懸念

の４つが主な要因ですが、米国の債務上限問題、インフレ懸念、中国不動産バブル崩壊懸念については短期的に解決する問題ではなく、

この問題が解決するまでは国内外の機関投資家も積極的に買える状況ではないでしょう。

加えて岸田新政権が金融課税を強化するのではないかという懸念も日本株売りの材料となっており、その結果が今の日本株下落につながっていると考えています。

このような状況を考えると１０月は下落トレンドが継続していくなか、短期的な株価の急落と反発を繰り返していく相場になる可能性が高そうです。

私が日々監視している逆張り銘柄数は6日時点で6銘柄となっており、8月の下落時の大底48銘柄と比較すると

今回はまだマザーズが踏みとどまっていることでまだ少ない状態です。ですので、そろそろリバウンドのタイミングなのですが、

底打ちまでもう1､2日の下落はあるかもしれません。

システムトレーダーの方はここから深めの逆張り戦略でシグナルが発生するチャンスが高まっています。

特に資金管理をしっかりと見直し次のシグナル発生に準備しておきましょう。

ー西村剛

10/6　西村剛のYouTube【日経平均分析チャンネル】

6日の日経平均は－293円安の8日続落となりました。
きのう大幅に7営業日続落した反動もあり、
前場の早い段階で前日比387円高まで上昇したものの、
終わってみれば、8日続落となっています。

明日こそは反発に期待・・・？

▼Youtubeで詳しく解説しています▼

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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 （過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある） システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。

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