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11月のIPOは9社。すでに上場をしたフロンティア<4250>については、トレイダーズウェブでは、「車関連以外は利益率が劣るため成長期待は高まりにくいところだが、ただプライシングもそれなりとなっており、何より吸収額はたった1億円ということから、公募価格930円に対し、1,000円以上の初値が予想される。」とのことであったが、
初値は事前期待の1,000円台に乗せることなく、わずか10分で付き、高値が962円、終値938円、翌日に至っては始値878円の終値850円と全くさえませんでした。
しかしながら、今後のPhotosynthは全国の委託配分で84社、日本調理機で70社、GRCSにおいては85社と堅調な結果となっており、公募割れは考え難いところでありますから、淡々とブックビルディングに参加はするところであります。
その中でもスローガンにおいては、公開株数500,000株のうち、35%の175,000株がマネックス証券にて配分があり、これは今までの割当と比較するとかなりの株数となることから、口座のある方には当選チャンスなるところであります。
次にセカンダリーとしての初値の注目は、業態人気の高い情報技術セキュリティー関連で増収率も高いGRCSは初値後、高値をどれくらい取ってくるかという点と赤字拡大中でのタイミングでの上場のサイエンスアーツは同時上場というところで低い初値がつけばそこからの上昇が期待できるのではないかと見ております。
また、IPOにおいては、12月は20社以上が予想されていることから、ここまで店頭から当選やらイマイチの配分しかなかった方にも、回数制限の縛りのある太客の当選が減る時期でもあることから、通常よりは当選確率が上がる月でもありますので、諦めずに、逆に預け金額のUPやネット証券で空売りできる個別銘柄や日経連動型投資信託の購入で再度の交渉を試みるのも戦略的にはあろうかというところです。
その上でも、当選をしないこととなった場合には、IPOに限らず前月の大成功であった日本郵政のPOの配分においても結果が出ていない証券会社や支店であれば、来年の3月や6月のIPOラッシュ狙いで他の店頭証券に新規口座開設をし、そちらに入金、あるいは同じ証券会社で支店を移管(大都市に限られます)する方が、結果が出る可能性が高いのではないかと判断します。
なお、合わせて、ストラテジーの検証と同じでIPOの当選をしている方がどのような株をどのような手法で獲得しているかを分析しなければなりません。
分析と言っても、ただ、当選した方のブログやツイッターで「預けを〇〇万円増やした」「初めて当選した」「1年ぶりに当選した」「不人気のIPOを引き受けた」「投資信託を〇〇〇万円買いました」と赤裸々に書いてあるのをひたすら探すという作業になりますからそれほど難しいことはありません。
もちろん、手っ取り早いのはオフ会や懇親会の場で酔いながら聞くのが一番ですが、コロナ禍の今の状況だとなかなか簡単にはそのような場の企画、あるいは呼んで集めるのは理解を得るのは難しいところであります。
ーJACK
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JACK
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