マザーズ指数の急落に注意【西村剛】

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『ようやく下げ止まりの兆しは見えましたが・・・』

ようやく日本株が反発しました。とはいえ、日経平均株価、マザーズともに下落幅を考えると物足りない印象が否めません。

ただ3日が週末にもかかわらずプラスで終了したことでようやく下げ止まりの兆しは見えてきたかもしれません。

ただ、仮にここからリバウンドしたとしても数日で終わる可能性が高いと考えています。今回の株価下落の要因が、
「オミクロン型」の流行拡大懸念だけでなく、「米国の金融緩和縮小の前倒し」懸念も加わっているからです。

現状の相場で「オミクロン型」の流行拡大懸念はある程度織り込まれたと考えていますが、
「米国の金融緩和縮小の前倒し」懸念を材料に、ここから米国株がもう一段急落してくる可能性もあります。

米国株の動向には十分注意しておきましょう。

ようやく反発してきた日本株ですが、まだ予断を許しません。

日本株のなかでも特に注意が必要なのが

マザーズ銘柄です。

12月はIPOが33社予定されており、IPOに申し込むために個人投資家の資金がかなり拘束されそうです。
そのため、IPOラッシュのピークが終わる12月24日まではマザーズ市場が弱い可能性が高そうです。

来年の東証市場再編を控え、今年は例年よりも多いIPOが控えています。

ここからしばらくはマザーズ銘柄にはしっかりと注意しておきましょう。

ー西村 剛

12/3　西村剛のYouTube【日経平均分析チャンネル】

3日の日経平均は＋276円高の反発となりました。
変異型オミクロン型が確認されたと伝わった前週末から前日までで日経平均は1700円超下げていました。
直近の急ピッチな相場下落を受けて自律反発を見込んだ買いが優勢となり、景気敏感株をはじめ幅広い銘柄に買いが入ったようです。

しかし、次週は●●株に注意が必要かもしれません・・・

▼Youtubeで詳しく解説しています▼

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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 （過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある） システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。

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