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タイトルのとおり、今年の12月のIPOの件数は多いです。
12月3日時点で33社になります。
既に12月2日上場の、のむら産業は公募割れとなりましたが、ざっくりと公募価格と初値の乖離期待をJACK流の毎度の11カ条で分析をすると、SBI主幹事のラバブルマーケティンググループとエフコードはS級とはいかなくてもA級レベルであり、獲得にあたっては、割当株数が100 株として2,913人と1,357人しかありませんので、抽選ポイント狙いなら500ポイント、株数優先狙いであれば2億円くらいの投入をしないと当選は容易くないと予想しております。
また、アジアクエストあたりもみずほ証券では87%の引受の3,306人しか当選株がないことから、かなりの激戦となりますので、何とかお付き合いなしで100株は獲得を目指したいところでもあります。
一方、C級とはいわなくても、東証2部ということもあり、人気が薄い湖北工業は同じ東証2部上場の長栄と比較しても業績がいいことから、同時上場の影響からの公募割れや安い初値がつけばセカンダリーとしては参加する価値が高いと考えております。
なお、一般的に12月のように多数の銘柄が一気に上場するには、シナリオ投資家にとっては、メリットとデメリットがあります。
メリットとしては、何せ上場銘柄が多いことから、なかなかここまでIPOの当選をしなかった証券会社のブックビルディングで当選の可能性が高くなることがあげられます。
また、これだけの銘柄数になりますから、私も未だにやってしまいますが、ついついブックビルディングの申しみ忘れをはじめ当選確認や発注をしないやら忘れる方も多々いらっしゃいますから、主にネット証券においては補欠当選の繰上げ狙いの申込、店頭証券においては、当選キャンセル待ちをしっかりと伝えておき、キャンセルが出た場合の連絡を迅速に取れるようにして下さい。
デメリットとしては、連日の上場となることから、短期筋の資金の逃げが早く物色やら注目期間が非常に短く、そのまま株価が下がることとそもそも同時上場日においては投入資金が分散され、低い初値やら公募割れも起こりやすい需要になります。もちろん、その低い初値や公募割れからのリバウンドの利益狙いは絶好の投資チャンスともなります。
いずれにしろ、やや市況がオミクロン株の影響から軟調なことから、IPOにおいては、過度の初値を期待できなくなる相場となるのか、それとも逆にIPOに資金が集中するからは、蓋を開けてみないとわからない12月市場となりそうです。
なお、どうしても損失を年末に積み上げることなく、リスクを軽減するのであれば、優待クロスに資金を配分するのも一考であります。
ーJACK
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JACK
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