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IPOに続く、イベント投資家の必須であるPO(公募増資)はどうなっているのかをこの1月から4月18日までの海外募集分を除いた24銘柄で振り返ってみます。
投資手法としては、IPOに比べれば獲得しやすいことから、そのまま、一切のヘッジをせずに獲得した株数をそのまま価格決定日から概ね1週間後の受渡日の始値で売却した場合の勝率は、14勝9敗1分けとなっており、勝率は6割弱という結果から、銘柄や株数によっては、パフォーマンスはマイナスとなりお祈り投資としては機能せず厳しいところであります。
となると、システムトレードのストラテジーと同じでこれにパラメータ等を加え、勝率を上げなければいけません。
まずは、この公募割れとなった9銘柄の分析をすると、信用銘柄(空売りやつなぎ売りができない)でディスカウント率が5%超の銘柄はヘッジもできないことから、見送ることで勝率は上がります。
また、不人気IPOと同じで証券会社からの営業や参加の誘いのある銘柄を除外するのも勝率が上がりますのではっきりと断るのが賢明であります。
このあたりは、私自身も連日に勧誘を受ける銘柄ほどお付き合いで購入しても結果が報われないことは、自ら今年も証明しております。
さらには、今までお祈り投資で安定的な結果を伴っていた日銀の買いが入るような条件の格付けがAA以上である日本ビルファンド投資法人をはじめコンフォリアレジデンシャル投資法人やケネディクス・レジデンシャル・ネクスト投資法人が受渡日に公募割れとなったとしても、リートの分配金利回りの強味もあることから、早ければ翌日、遅くても1週間後には公募価格を超えてきていることから、受渡日の始値で売らなければこちらも勝率を上げることができます。
もちろん、このあたりは結果論からの分析でありますが、やはり鉄板は、受渡日までに株価が噴く、もしくは公募価格を割れ込む状況であれば、売り禁でもない限り、ヘッジの売りを入れるのが鉄則で、さらに手堅く絶対に損失を避けるということであれば、公募価格決定日までに売り禁対策として両建てをしておくことが確実であります。
いずれにしましても、PO投資においても、人気銘柄(信用取引のヘッジができる)は容易く大量に入手できるものではありませんが、IPOに比較すれば、獲得をしやすいのは事実でありますから、俗に言う主幹事の多い大手店頭証券の口座はしっかりといくつかは抑えておくことが必須であることは今年も言うまでもありません。
ーJACK
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JACK
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