【速報】2022年9月相場の傾向【西村剛】

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急ピッチで上昇していた日本株ですが、ここのところ調整が入って下落が続いております。

8月相場は例年、夏枯れ相場と呼ばれており、今年も材料が乏しいシーズンとなりました。

そして、2022年も次週よりいよいよ9月に突入します。
9月相場をひと言で表すと・・・

【夏枯れ相場の延長】

でしょう。9月は8月後半同様、決算発表も一巡し、特段大きな材料が乏しい月にあたります。
そのため月別上昇率ランキングでは12ヶ月中、10番目と株価が下がりやすい月にあたります。

数字でみても

・勝率　43.7％
・平均損益率　▲1.0％

となっており、9月は8月に続いて株価が下がりやすい月といえるでしょう。

今年に関しては、米国株次第といったところではありますが、注意しておきたいのは

【9月中旬以降の株価動向】

です。

9月は企業の中間決算月にあたります。そのため9月中旬から9月末にかけては機関投資家のポートフォリオ整理に絡んだ売りが出てきやすい時期にあたります。

・この上半期で株価が大きく下がった銘柄
・経営に問題が生じた銘柄
・業績悪化している銘柄

これらの銘柄を9月末のタイミングでいったん、損切りして、ポートフォリオから除外しておこうという動きが生じやすいのです。

相場全体が上がるか下がるかは米国株次第なところがありますが、これらの銘柄は相場動向に関係なく売られる可能性もありますので注意しておきましょう。

ー西村剛

8/23　西村剛のYouTube【日経平均分析チャンネル】

23日の日経平均は－341円安の4日続落となりました。

急ピッチで上昇していた日経平均ですが、利益確定売りによる調整が続いております。
いよいよ日本株がヤバい・・・？

▼Youtubeで詳しく解説しています▼

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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 （過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある） システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。

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