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前回、9月下旬は・・・
●機関投資家の売りが出やすい時期
●日本株は行って来いの状態で株価底打ち時の特長である悲壮感がまだでていない
というお話をさせていただきました。
特に今年に関しては金融引き締め相場であり、株や仮想通貨などのリスク資産は売られやすい状況となっています。
このような状況のなか、どのような投資戦略が有効かを考えると、
●保有期間の短いトレードを繰り返す
ことだと考えます。
株式市場全体が金融引き締めにより下落トレンドにある状態では、ちょっとした悪材料で株価が急落する場合があります。
例えば・・・
●決算が思ったほど良くなかった(ほぼ想定どおりだった)
●上方修正すると思ったのにしなかった
など、通常の相場であれば株価にそれほど影響を与えないような情報でも、株式市場が下落トレンドで悲壮感が漂うような相場であれば株価が急落する場合があります。
●それほど悪い決算ではないのに、株価が大きく下落する
ここに投資チャンスがあるのです。
「それほど大きな悪材料ではないにもかかわらず株価が急落した銘柄の底打ちを狙い、短期のリバウンドを取ったらすぐに手仕舞う」
この戦略が有効です。システムトレードでいうと
●短期の逆張り戦略
です。短期の逆張り戦略はシステムトレーダーに最も好まれる戦略で、勝率も他の戦略と比較して高く、平均損益も大きな戦略です。
特に10月は中間決算発表が本格化する時期となります。今年はインフレや円安が企業業績に影響を与えやすく、決算発表で株価が大きく動く可能性が高そうです。
10月はシステムトレードのチャンスになるかもしれません。ぜひ今のうちにしっかり準備しておきましょう。
ー西村剛
西村 剛
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