IPOセカンダリー投資の異変?【JACK】



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9月13日のジャパニアスの上場から再開したIPOですが、セカンダリー投資の手法について分析してみたいと思います。

手法として、大きく3つあり、一つ目は、恒例の初値後にストップ高手前の逆指値が約定して、かつ、翌日も 前日の終値よりも当日の始値が高値で寄り付く(Gap Up)銘柄があったかになります。

ここまで、ジャパニアスだけ高値引けとなりましたが、ストップ高で張り付いたまま、終わったのは初値が2,750円、ストップ高3,250円であったFPパートナーのみで、チャンスはありましたが、翌日の始値もわずか70円UPの3,320円としかならず、非常に強い展開となるIPO銘柄はここまでありませんでした。

次に、なかなか場が監視できない方にとっては、高値を越えたら買いというような手法においては、FPパートナーのみ上場2日目の高値3,420円を超えたのが8営業日後でありましたが、ここからの高値は3,855円まででありましたので、唯一、パフォーマンスを上げられた銘柄となっております。

となると3つ目の手法として、このIPOラッシュで売り圧力やらそれなりの業績がいいのに株価が上がらず放置されている銘柄を買っていきたくなるところでありますが、こちらにつきましては、反転したタイミングで買うのか、株価が下落することを前提に買い向かうのかの手法になります。

私自身は常々、「落ちてくるナイフはつかむな」という格言に反して、いつかは落ち切るという観点で買いを複数にわたって買うというスタンスを取ります。

もちろん、それでも落ち切らない場合は泣く泣くロスカットをしますので、ある意味、永久含み損銘柄やら資金拘束という悩みはありません。(笑)

問題はどの銘柄を選ぶかというと、大きくはやはりその企業の業績や決算の進捗の確認と、現在の株価位置を重要視しています。

ちなみに、9月13日から10月7日までの11の上場銘柄がありましたが、初値からの乖離率が初値からの現在の株価(10月7日)乖離率が-20%以上の銘柄が5銘柄、高値からの乖離率が-30%以上の銘柄が3銘柄ありますので、早速、監視モードとしており、打診買いの機会を伺っているところであります。

なお、個人的には、ソシオネクストがブックビルディングを私自身は全国の委託販売団の申込社数が28社ということもあり、見送っておりますが、セカンダリーという観点では公募割れか公募値近辺の初値を予想していることから、積極的に参加をするところであります。

-JACK

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JACK

現役トレーダー。IPO投資や不動産投資を得意とする現役トレーダー。独自の視点による投資判断や、確実に獲得できる利益を見逃さない姿勢は、システムトレーダーも必見。

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