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システムトレーダーズ・ミーティング2020の特別投資戦略セミナーで取り上げたインフラファンドに大きな問題が生じております。
そもそもインフラファンドは、普通のETFと同じく東京証券取引所に上場している商品であって、中身は、太陽光発電で得られる収益で、発電した電力を売る「売電収入」で正確に言えば、売電収入が得られる発電施設をオペレーターに貸し出すことで「賃料収入」を得ていて、最大の特徴は、収益が景気動向に左右されない点があります。
言い換えれば、インフラファンドの収益は景気動向とは全く無関係な日照次第であり、上場投資商品としては希有であって、不動産投資と同様に規模が大きいほど収入が多くなるものであることから、私は常々、ポートフォリオ、特にインカムゲインとして推奨してきたところであります。
当時は7銘柄があり、どの銘柄に投資をするかというところでは、「地域の分散をする」「不動産投資と同様に規模が大きいほど収入が多くなる」「利益超過分配金は少ない」という観点で、絞り込んで投資を私自身もしてきたのですが「日本再生可能エネルギーインフラ投資法人」、「タカラレーベン・インフラ投資法人」と続々と私が保有やら大本命銘柄がTOBになってしまいました。
まさか、インフラファンドにおいてTOBが行われるとは思いませんでしたし、そもそものTOB価格も低いところであり、非常に私自身は厳しいリリースとなっております。
なぜなら、インフラファンドほど、他の高配当株と比較して、リスクが少なく安定して6%近い分配金を継続して、出して頂ける投資商品はないところになります。
TOBの理由として、インフラファンドとオペレーターとの賃貸借契約に基づく逆サヤや、出力制限実施電力会社の増加というところと言われていますが、私自身が選んだ3銘柄のうち2銘柄がこのような結果になったことから、他のインフラファンド゙を新たに買うのか、それとも、株価下落リスクを承知で高配当株にシフトをするかの選択に悩むところであります。
何せ、6%といえば、ざっくり10年で100万円運用すれば180万円になることから、やはり、インカムゲインというところでは大きいところであります。
ちなみに私の最後の保有している1銘柄は、カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人で1口126,400円(10月14日現在)で予想分配金を7,500円で割り返すと5.93%の分配金利回りとなることから、ここから価格が下がる場合は、まずはここを買い増しにかかると思います。
ーJACK
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JACK
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