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10月前半の日本株は9月と同様、米国の経済指標に左右される展開となっています。
直近の経済指標を見る限りでは依然米国経済は強い状況が続いており、
その結果、インフレが加速しています。
FRBは今のインフレ加速を抑えるために金利の大幅な引き上げ継続を示唆しており、
その結果、株価が下落するという流れがここまでの米国株と日本株の流れだったと思います。
ただ、ここに来て少し風向きが変わってきました。
マーケットの焦点が、どこまで金利が引き上げられるのか?という不安から、
米国経済の好調さに着目し始めた可能性があります。
米国株が3ヶ月程度の期間でみた場合、底打ちした可能性があります。
過去の統計データでは米国株は10月に底打ちし、11月、12月と株価が上がりやすい傾向が見られます。
これまで悲観一色だった米国株も底堅さが確認され始め、「年末の株高」というアノマリーが意識され始めたのかもしれません。
もちろん想定以上にインフレが加速し、想定以上の金融引き締め政策が出てきたり、
ロシア・ウクライナ戦争が想定外にネガティブな方向に進んでしまったり、市場で噂されているクレディ・スイスが破綻してしまったりした場合、株式市場の暴落はあるでしょう。
ただ、10月後半になり、日米の株式市場に底打ち感が出てきたのも事実です。
このように考えると、10月後半から11月にかけては、上がるか下がるかは不透明ですが
大きな株価変動が起こる可能性があります。(どちらかと言えば上がるのではないかと期待していますが・・・)
株式市場全体の値動きが荒くなってきたときに期待出来るのが、システムトレードです。
システムトレードは過去の株価データをもとに統計的に勝ちやすいパターンが発生したときだけに
トレードする手法なのですが、値動きが穏やかなときはトレードチャンスが少ないものの、
値動きが荒くなったときはトレードチャンスがかなり多くなります。
米国株、日本株ともに10月後半から12月にかけてはシステムトレードの大チャンスになるかもしれません。
今のうちにしっかりと準備しておくことをおすすめします。
ー西村剛
10/18 西村剛のYouTube【日経平均分析チャンネル】
18日の日経平均は+380円高の反発となりました。
米企業の好決算により連想買いが広がりにより、米国株が上昇した影響を受け、日本株も反発しました。
もしかしたら、日本株のトレンドが転換するかもしれません・・・
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西村 剛
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