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korosukeです。
世界中が利上げしていく中で、日本だけ低金利を維持しているため、各通貨との金利差から日本円が売られています。
今年の初めは115円だったドル円が、どんどん上昇していき、ついに一時、150円を突破しました。
ここまで短期間で上昇したのは30年間なかったことなので、直近10年~20年の値動きを見て上げすぎているから逆張りで入ったトレーダーは大きくロスカットしているでしょう。
急騰した場面を売り、急落した場面を買い、という逆張り手法は個人トレーダーが好む手法ですが、このやり方は日本株の個別株ではいいのですが、FXになるとなかなか難しいと思います。
FXの場合、通貨ごとに癖はありますが、日本株に比べて、一方向に動くトレンドが強く出る特徴があります。
その理由はうまく説明することはできませんが、トレンドが強く出るということは、そのトレンド方向に流れが続くと考えて売買している人が多い、つまり、順張りのトレーダーが多いからということになるのかもしれません。
もちろん、逆張りでも勝てる場面もあるため、逆張りで勝てないということはないですが、やるとしたらかなり短期的なトレードになると思います。
もしトレンドが強く続いたときに、レバレッジを効かせていると一気にやられるため、ロスカットをあらかじめ決めて逆に行ったと思ったら早めに切るなどをしないと大変なことになります。
私が周りで知っているトレーダーでFXで逆張りでスイングのようなトレードをしている人はほとんど聞きません。
大抵は順張り目線でのトレードをしている人が多いです。
しかし、SNSで大きな損失を出している人を見ると、大体共通しているのは、
・逆張り目線のトレード
・中長期で保有
・ロスカット基準が曖昧
というのがよく見られます。
逆張りなら、例えば、上がっている中で反転して下げる方向に売りを入れることになります。
しかし、それが逆に行った=トレンドがまだ続いているということなので、どこまでもさらに上昇してしまう可能性がありますので、自分でどこまでいったら切るかの基準を持っていないといけません。
それがないまま、逆に行ったらナンピンをいれていったりすると、ハイレバレッジの場合、あっという間に大きな損失に膨れ上がります。
「大きなトレンド(流れ)には逆らうな」という相場格言もあるように、個別株以上に強いトレンドが発生するFXでは、トレンドについていく以外なかなかいい手法はないと思います。
個別株でもこれに近い動きをするものがあり、仕手株や小型株のように一方向に大きく動くものがあり、逆張り戦略を使っているとき大きくマイナスになるのはこのような動きをする銘柄を逆張りでエントリーしてしまったときが多いです。
そのため、極端に一方向に強いトレンドが出ていない銘柄に絞ってトレードしたいため、このようなときは、ある期間の株価変動率やボラティリティーを●●以内というような条件を入れて、強いトレンドが出ていない銘柄のみをトレードすることが多いです。
逆張りでうまくいかないとき、マイナスになっているのはどういう銘柄かを分析していくと、このような値動きの特徴があるものを引いてしまっているかわかるので、一つ一つの銘柄の値動きの癖もよく見ていくといいでしょう。
ーkorosuke
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korosuke



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