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11月は5銘柄のIPOがあります。
その5銘柄の全国の委託販売団の申し込み状況は、POPERの78社が一番人気となっており、次にウェルプレイド・ライゼストが76社、ティムスが60社、ベースフードが51社、そして、triplaが33社となっており、私自身もPOPERとウェルプレイド・ライゼストのブックビルディングには全力で申し込んでいるところですが、当然の事ながら、安易な獲得は難しく、高倍率での抽選勝負となることから、まったく取れないということも視野に入れております。
となると、毎度のセカンダリー投資ということになりますが、今回はいつもの手法であるストップ高手前の逆指値注文に加えて、ベースフードやtriplaが事前の全国の委託販売団の申し込みとおりの状況であれば、上場日までに目新しい材料が出ないと、公募割れも考えられることから、場が常に監視できれば、その公募割れの初値後のリバウンド狙いの買いも一つ有効な戦略になると考えております。
一方、POPERやウェルプレイド・ライゼストが人気通り、高い初値が予想されますが、全体的な地合いの影響を受け、市場コンセンサスより低い初値がつけば、こちらも場がリアルで見られることが前提になりますが、そこは黙って初値買いというようなスタンスを考えております。
当然の事ながら、そこから下がれば、買い増しをして、さらに下がれば撤退、ロスカットをする手法になります。
さらには、評価が割れているティムスにつきましては、仮条件のレンジを考慮すれば、高い初値がつかなければ、一転、マネーゲームも考えられることから、こちらも初値あるいはそこからの押し目で買いというようなスタンスを考えております。
もちろん、このあたりも全てうまくいくとは思っておりませんが、個人投資家の優位性である投資期間で言うところの時間を味方につけると、この時期のIPO銘柄が年末年始の空白期間に向けて再物色されるのもアノマリー的にあることから、年末を持ち越し、次のIPOのリリースやら上場までの1月末までは粘るのも一考であります。
また、IPOというところでは、12月に向けて現在、7銘柄のリリースがありますが、噂される楽天銀行のリリースもあれば、当然、そこは全力参加スタンスであり、発表があれば楽天グループの株が、少なからずの高騰が予想されることから、現在の株価700円というところでは少し購入するのもリスクが少ないのではないかと考えております。
いずれにしろ、11月~12月というのは、私自身の考え方になりますが、ここまでの10カ月分の利益は突っ込めるというか勝負ができますので、積極的にしかけて、年初のスタートをいい感じにするために、それなりの含み益を持ち越す展開としたいところであります。
ーJACK
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