2022年の相場を振り返って【Korosuke】



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korosukeです。

今年も残すところわずかであっという間に1年が終わってしまった感じです。

直近から今年一年の相場を振り返ってみると、日経平均は、大きな目線で見ると
2020年はコロナショックからコロナバブルの上昇相場、2021年はレンジ相場、
2022年の今年はレンジからやや下降トレンドに転換してきたという感じになるかと思います。

日経平均は短期的には上下動きはありましたが、一年通してみると
ほぼ横横に近い状態なので、長期投資で日経平均のような指数を
買っている人は資産はほとんど変わらないか、やや下がっているという感じだったのではないでしょうか。

一方で、マザーズ指数の方は大きく動いており、2020年はコロナショックから
コロナバブルで2倍以上に大暴騰しましたが、2021年にレンジから下降トレンドに転換し、
2022年は下降トレンド継続で大きく下落し、ほぼコロナショック前の安値近くまで行ってこいで戻ってきてしまいました。

 

マザーズ指数の下落が大きかったため、今年逆張りの買いでマザーズ銘柄を売買していた
トレーダーはかなり苦しかったのではないかと思います。

私のストラテジーの中では、大型株のものが多く、マザーズ銘柄はこのような
下落トレンドに入ると一方的に下がる傾向にあり、逆張りが機能しにくくなるため、
売買対象から外しているので、買いでそれほど大きくやられたという印象はありませんでした。

しかし、今年一番大苦戦したストラテジーは、デイトレでの空売りの逆張り戦略でした。

この戦略は2021年には最も成績が良くて、全体の成績を大きくプラスにしてくれていたので、
今年も頑張ってくれると思って期待していたのですが、今年は2月以降全てマイナスとなり、
綺麗に昨年の利益をすべて吐き出してしまいました。

この戦略の大きなコンセプトは、「前日のNYダウが上昇した時は逆張りで売り」
というもので、イメージとしてはダウが高く引けた翌日は寄付きで高く始まるが、
そこが寄り天となり引けにかけて下げていくという動きを狙ったものです。

2021年はこれがかなりはまったので、寄り天の動きが多かったということになりますが、
今年はそれが真逆になっているということは、NYダウが高く引けたら、素直にその流れに
ついていく形で順張りで買っていれば大きくプラスになったということになります。

この負けた原因は、NYダウと日経平均との相関性が変わったということで、
売買ルールを使用する人が増えて機能しなくなったのではないと思います。

これまでのバックテストでは、成り立っていた両者の関係が今年大きく変わったのですが、
これが今年だけの特異的な動きなのか、大きな転換となり今後も続いていくのかはわかりません。

ただ、システムトレードをやっている以上は、ここでストラテジーを止めるのではなく、
過去長い期間で優位性があったルールなので、その結果を信じて、今年の動きが異常だったと考えて継続していく
だけになります。

もし、それが正しければ、来年はこのダウの逆張り売り戦略が大きくプラスになって返ってくると考えています。

答えは来年の今頃出ていると思いますので、来年のお楽しみにとっておきましょう。

 

ーKorosuke

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korosuke

現役システムトレーダー。売りと買いを組み合わせたデイトレード戦略に特化した独自のスタイルを確立し、安定的に利益を得ている。セミナー講師も務めており、いずれも好評。 著書:暴落を上昇エネルギーに変える V字回復狙いの短期システムトレード (現代の錬金術師シリーズ) 出版社 : パンローリング

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