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korosukeです。
新年あけましておめでとうございます。
いろいろあった2022年の相場でしたが、今年の相場はどのようになるのか楽しみな反面、コロナの再拡大、ロシア-ウクライナの戦争、台湾有事懸念、テーパリング、日銀黒田総裁の退任、金融緩和終了懸念など、いろいろと不安定な要因もたくさんあり、難しい一年になりそうな雰囲気です。
もちろん、これらの要因がどうなるかを考えて予測し、当たらなければ投資で勝てない、ということはなく、システムトレードであればこれまでのバックテスト結果を成績を見ながら優位性のあるストラテジーを淡々と続けて行くだけです。
とはいえ、少し大きな流れも知っておいた方がよいかと思うので、今年の相場を大局的に見ていこうと思います。
相場は一定のサイクルで動いており、金利と株価の動きが連動して以下のように大きく4つに分かれます。
1. 金融相場(金利低下・株高) 2020年~2021年
↓
2. 業績相場(金利上昇・株高) 2021年~2022年前半
↓
3. 逆金融相場(金利上昇・株安) 2022年後半
↓ 現在値
4. 逆業績相場(金利低下・株安)
この業績相場の時は景気は良くなりますが、逆業績相場の時は景気は悪くなります。
この4つのサイクルが循環して動いているのが相場の大きな流れです。
米株の場合、現在値はこの3から4に移行するところにありますので、今年は逆業績相場で動く年と考えていいでしょう。
金利が低下し、株価も下落していくというのが大きな流れになり、景気も悪化することが予測されるため、昨年末にGAFAMやアメリカの大企業がかなりのリストラ行ったのも、今年の景気悪化を見越して早めに手を打ったということかと思います。
今年は、このようなサイクルで見たときに、米株は調整する年になりますが、日本は、逆にここまで金利を低い水準で維持しており、昨年末の日銀の指針から、今年から金利を上げていく方向になるため、少し遅れて2~3の段階にまだいるのかもしれません。
このあたり、今回の異次元の金融緩和が異例のため、私もはっきりとはわからないのですが、テクニカルも加味すると、一旦今年前半は戻す場面もありそうですが、それほど長くは続かず、米株の流れに追従して、徐々に下落方向に動いていくのではないかと思います。
昨年末のメルマガでも書きましたが、昨年自分のストラテジーで一番調子の悪かったのが、「前日のNYダウが上昇した時は逆張りで売り」という空売りのデイトレ戦略で、昨年だけダウと日経の相関が過去と真逆に動いており、大きくマイナスとなりました。
これも日米の金利差によるフェーズの違いで相関性が崩れていたものと考えており、今年は相関性が過去の動きに戻ってくるのではないかと考えています。
そのため、昨年大きくマイナスとなったこのストラテジーが大きくプラスになってくれるのではないかと期待しています。
もし、そうなるとすれば、ダウが高く引けたとき、翌日の日経は高く始まりますが、そこで寄り天に近い動きになりやすいということなので、昨年までと違って、高値を買っていくより、売り目線で見ていくのがいいかもしれません。
いろいろとある一年になりそうですが、今年もよろしくお願いします。
ーkorosuke
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korosuke



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