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上場企業において、節目となる周年を迎える企業があります。
そこに着目して投資をすると思わぬリターンを得ることがわかってから、私は毎年、数銘柄に投資をしております。
そもそものきっけかは、2010年に不二家が100周年を迎えた時に、株主優待クロスにて優待を得たときに、
100周年ということでプラスαのオリジナル復刻版レトロペコちゃん人形を頂き、
驚くとともに非売品であり、サイズも約32×12.5㎝あることから、
当時のヤフオクで2万円近くの利益となり、優待以上の利益となりました。
そのようなことから、色々調べてみると、
記念配当といったこともやっている企業もあり、通常の年よりも優待や配当利回りが上昇することがわかりました。
一言に周年といっても極端な話、
上場1年から不二家の100周年、あとは、50周年とか、30周年とか、
とにかくたくさんの周年記念があることから、
なかなか絞り切るのが難しいところであり、全ての企業に満遍なく投資するには、
裸で買うには、市況の下落や外したときの株価の下落、また優待クロスにあたっては、
制度信用で対応したときには、思わぬ逆日歩を支払い損失も被ることになります。
そのあたりのリスクを軽減するには、優待狙いであれば、王道の一般信用の優待クロスで対応し、
配当狙いであれば、ここ1年の業績と株価位置を見極めるということになります。
また、周年ということで、そのあたりの意気込みを購入にあたっては、IRに確認するのもリスクヘッジになります。
実際に今年、50周年を迎える日本電産のIRに確認したところ、
そのような記念配当等は一切、検討していないというストレートな回答を頂き、
その後の決算リリースを見てもわかるところであり、ここだけに着目して、
気軽に投資をしていたら痛い目に合っていたところであります。
私自身は今年において着目している企業は、
顔料・着色材料、磁石材料など柱の200周年を迎える戸田工業の復配狙いと、
100周年を迎える1923年創設の老舗百貨店の大和は優待権利を取ってみようと思っております。
もちろん、他にも150周年となる1873年創立で製紙国内首位の王子ホールディングスや、
50周年となる九州地盤のドラッグストアを展開しているコスモス薬品、
傘下に家電量販首位ヤマダデンがあるヤマダホールディグスというところは、
株主優待を実施しておりますから、
このタイミングの上乗せ狙いで株主優待クロスを実施するのは、妙味があるのではないかと思っております。
なぜなら、仮に上乗せがなくても通常の優待分は獲得できますし、株価下落の損失を被ることはないかであります。
ーJACK
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JACK
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