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最近よく、
「裁量トレードとシステムトレード、どっちがよいですか？」
という質問をいただきます。
裁量トレードには裁量トレードの良さ、システムトレードにはシステムトレードの良さがあり、どちらが合っているかは正直ひとそれぞれだと思いますが、結論としては、
●どちらもとりいれればよい
と思います。実際、システムトレードである程度成功しているシステムトレーダーでも、さらに資金効率を上げるために裁量トレードを取り入れていたり、メルマガでおなじみの夢幻さんのようにシステムトレードで銘柄を抽出し、その銘柄で裁量トレードを行うハイブリッド型のトレードで成功している方もいます。
ですので、
・裁量トレードじゃなきゃダメだ！
・システムトレードが絶対だ！
と思うのではなく、それぞれのトレードに対する考え方をうまく取り入れてあなたに合ったトレード手法を確立するのが大事だと思います。
私たちが狙うのはあくまでもトレードの利益です。利益をあげるためには、トレード手法に固執するのではく、利益を安定的にあげるために必要なことは何でも取り入れるという姿勢がよいでしょう。
例えば裁量トレーダーでも、買うタイミングがちょっと早かったり、手仕舞いのタイミングを逃しがちであれば、買いと売りのタイミングだけシステムトレードの手法を取り入れたりするのもありですし、銘柄選びで失敗しがちであれば、システムトレードで抽出された銘柄だけで裁量でトレードするという方法もありでしょう。
このように裁量トレードの良さ、システムトレードの良さをそれぞれ取り込んだ
●裁量+システムトレード
という考え方、これからの主流になると思います。
もしあなたが裁量だけでトレードしているのであればこの考え方がおすすめです。
裁量だけでトレードするにはどうしても成績が不安定になりがちです。裁量トレードの成績を安定化させるためにも、ぜひ一度考えてみてください。
―西村剛
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西村 剛
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