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korosukeです。
3月に入りましたが、相場の方はなかなか方向性が定まらず、レンジの動きが続いています。
前回レンジ相場に入っていることを書きましたが、この先レンジをどちらかにブレイクしてきたときのことを考えてみましょう。
日経平均を見ると日足はここ最近ずっとレンジの動きで横横になっていますが、週足で見てみても、同じように横横の動きが続いています。
さらに月足で見ても昨年からずっと横横の動きとなっており、短期的にも長期的にも今レンジ相場に入っていて、ここからどちらかに大きくトレンドが発生する転換点にきています。
どちらに行くのかといわれてもこればかりはブレイクするのを見るまではわかりません。
アベノミクスによる金融緩和相場ももうすぐ日銀の黒田さんが退任することで終わり、ここからは長い下落相場に入ると考える投資家も多いのではないかと思います。
もちろん、その可能性もありますが、そのような周囲の情報を考えず、純粋に週足や月足で見ると、コロナショックで付けた安値からコロナバブルの上昇相場が来て、現在は高値で日柄調整をして次の上昇相場に向けてエネルギーをためている状態のようにも見えてきます。
むしろチャートから見る動きでは、上にブレイクして大きな上昇相場に入っていく可能性の方がやや高いように思っています。
日経平均が大きく上昇してくれれば嬉しいことなので、どんどん上がってくれる上昇相場は大歓迎だと思うかもしれません。
しかし、単純に株価が上がっていったとしても、日経平均と合わせて見ておきたいのが為替の動きです。
特にドル円の動きを見ておきたいのですが、日経平均が仮に上昇トレンドに入り30000円を超えてさらに上昇していったときに、ドル円も一緒に大きく上昇して円安方向に動き、昨年付けた高値151円をさらに超えて160円、170円付けていったとしたら注意しなければいけません。
株価が上昇することは嬉しいことですが、円安が進み円が大きく売られていってる中で株価が上昇しているということは、円の価値が下がっていることなので、物価も株価も上がっているというインフレが進んでいることになります。
しかも、円安が急激に進んでいく中で株価も上昇しているとしたら、物価も大きく上昇しており、インフレの中でも悪性のハイバーインフレが起きていることになります。
そうなると日本円で資産を持っているとそれだけで価値が目減りしていることになるため、外貨や現物資産などとして円ではない資産を持つ、あるいは、日本株を全力で買う、などしていく必要があります。
間違ってもその時はいくら上昇しているからと言って、逆張りの売りから入ってしまうと大変なことになります。
気になるドル円の動きを見ていると、高値151円から127円まで下げて調整はしましたが、再度上昇しており、長期的にはまだ円安に向かっている上昇相場の中で、綺麗に押し目を付けて上昇しているようにも見えますので、前回高値151円をさらに超えていくという可能性も十分あると思います。
株価の動きだけでなく、そのような視点もいれて、ドル円の動きも合わせて注意して見ていきましょう。
ーKorosuke
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korosuke



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