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いよいよ始まります。題して春のIPO祭りです。何せ3月は22日上場のSHINKOから始まり16社が上場します。
私自身は数銘柄を見送るだけで、基本的にほぼブックビルディングに参加しているところでありますが、相変わらず、店頭はともかく、一部のネット証券においては、配分数が少ないことあり、つい失念してしまう銘柄もあるところです。
実際にここまでの全国の委託販売団の申込社数の状況は、カバーの80社をはじめ、日本ナレッジトアイビスとノバシステムは79社、SHINKOとハルメクホールディングス及びアイビスは77社、Arentは74社と人気があるところでありますから、このあたりを獲得している方はリスクを取って、セカンダリーも参戦がしやすいと思われます。
一方、住信SBIネット銀行は47社、ノイルイミューン・バイオテックが53社とやや低調な参加者数となっておりますが、上場日までの地合いによっては流れはかわることもありますし、著しい公募割れがあればセカンダリーのチャンスと思っております。
また、そもそもこのような銘柄においては、店頭証券での申し込みやらやり取りに関しましては、回数制限もあることから、それなりの対応をしていくところであります。
「それなりの対応?」と言われてもわかり難いかもしれませんが、一番、わかりやすいやら王道の対応に関しましては、私の過去の著書やメルマガでも記載しているとおり、店頭証券で捌けないやら向こうからブックの連絡がある場合は「損をして得とれ」ということで、今後の付き合いにて威力を発揮しますので、フルの引受は厳しくてもできる限り相手の希望の株数を引き受けておいて損はしないと思います。
もちろん、露骨やら具体的な交渉をしてしまうと、録音もされていますし、損失補填とも問われますから、暗黙の了解でさらっと了承することもポイントであります。
このあたりは、最近ではどう考えても捌くのに苦戦している店頭証券におけるゆうちょ銀行のPOにも当てはまるところであり、私自身はTwitter(@jackjack2010)でもつぶやきましたが、ヘッジでせっせと両建てをしておりますが、圧も強く(笑)、ヘッジ以上の配分がありそうです。(涙)
いずれにしろ、戦略として、まずは公募の獲得に全力をし、次に微妙な銘柄も引き受け、そして前回のメルマガでも記載したような初値をつけた後のIPOセカンダリー戦略というようなスタンスで臨めば、それなりにパフォーマンスが上げられるのではないかと捉えておりますが、1点だけ、悩ましいのは、今月においては、勝負銘柄や高配当銘柄の購入もありますし、株主優待も一番、多い月でもあり、さらにはゆうちょのPOが株価推移によっては中長期で対応せざる得ないこととなると、資金が足りるのか?というところがあります。
ーJACK
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